眼精疲労の内服薬|飲んで効くビタミンの選び方を薬剤師が解説

眼精疲労の内服薬の選び方|飲んで効くビタミンの選び方 市販薬ガイド
👩‍⚕️

監修・執筆:薬剤師 メイ

調剤歴15年(製薬会社研究職→調剤薬局・管理薬剤師・在宅薬剤師)。3人の子を育てるママ薬剤師。服薬指導数千件の経験をもとに、正確でわかりやすい薬の情報を発信しています。|プロフィール詳細

※ このサイトにはアフィリエイト広告が含まれています。

パソコンやスマホを長時間見続けて、目の奥が重い、ピントが合いにくい、肩や首までこってくる――そんな「眼精疲労」に悩む方は年々増えています。目薬でケアする方は多いですが、実は体の内側から効く「飲む」タイプの内服薬・サプリも心強い味方です。この記事では、薬剤師の視点から、眼精疲労の内服薬をタイプ別に整理し、目薬との使い分けや選び方をわかりやすく解説します。

スポンサーリンク

眼精疲労には「目薬」だけでなく「内服」という選択肢も

目薬は、目の表面のうるおいや充血など「目そのもの」の症状に直接アプローチします。一方、内服薬はピント調節に関わる筋肉や神経の疲れを、体の中から回復させるのが得意です。「目薬をさしても夕方には目がショボショボする」「肩こりや頭の重さも一緒に出る」という場合は、内服を組み合わせると効果を実感しやすくなります。

眼精疲労の内服は「3タイプ」から選ぶ

飲んでケアする眼精疲労向けの製品は、大きく3タイプに分けられます。目的に合わせて選びましょう。

眼精疲労の内服を目的別に選ぶ早見表(ビタミンB群・目の疲れ用ビタミン・ブルーベリー)
目薬との使い分けで効率よく目の疲れをケア
タイプ主な成分こんな人に
ビタミンB群の内服薬B1・B6・B12など肩こり・神経の疲れも一緒に
目の疲れ用ビタミン内服薬B12・ビタミンA・Eなどピント調節・目のかすみが気になる
ブルーベリー・ルテインサプリアントシアニン・ルテイン予防・食生活で補いたい

肩こり・神経の疲れも一緒にケア:ビタミンB群の内服薬

眼精疲労に肩こりや首のこり、だるさを伴うときに頼りになるのが、ビタミンB群(B1・B6・B12)を中心とした内服薬です。これらのビタミンは、神経や筋肉の働きを助け、疲れの回復をサポートします。アリナミンEXプラスなどが代表的で、目の疲れと肩・首のこりをまとめてケアしたい方に向いています。

ピント調節・目のかすみが気になるなら:目の疲れ用ビタミン内服薬

「ピントが合いにくい」「目がかすむ」といった目の調節機能の疲れには、ビタミンB12やビタミンA・Eなどを目的に合わせて配合した内服薬が向いています。キューピーコーワiプラスなど、眼精疲労に焦点をあてた製品があり、目の機能をサポートする成分がバランスよく入っています。

予防・食生活で補いたいなら:ブルーベリー・ルテインサプリ

「毎日のスマホ・パソコン作業に備えて予防的に補いたい」という場合は、食品であるブルーベリー(アントシアニン)やルテインのサプリが続けやすい選択肢です。医薬品ほどの効能はうたえませんが、目を酷使しがちな生活のサポートとして取り入れる方が増えています。胃にやさしく、毎日無理なく続けられるのが利点です。

内服と目薬は「役割分担」で組み合わせる

内服薬と目薬は、どちらか一方ではなく役割分担で組み合わせるのがおすすめです。目の表面の乾きやかゆみ・充血には目薬、ピント調節の疲れや肩こりを伴う疲れには内服、という使い分けが効果的です。目薬の選び方は、別記事で症状別にくわしく解説しています。

こんな目の不調は市販薬ではなく眼科へ

次のような場合は、市販の内服薬や目薬で様子を見ずに、眼科を受診してください。

・目の痛みが強い、視界の一部が欠ける、急に見えにくくなった
・頭痛・吐き気を伴う(緑内障など別の病気の可能性)
・目の充血や異物感が長く続く
・市販薬を一定期間使っても改善しない
・もともと目の病気がある、コンタクトで強い違和感がある

目を休めるセルフケアも大切

20分に一度、遠くを見る:ピント調節筋を休ませます。
画面の明るさ・姿勢を見直す:まぶしさや前かがみは疲れの原因に。
蒸しタオルで目元を温める:血行が良くなり、こり感がやわらぎます。
十分な睡眠:目の回復には休息がいちばんです。

よくある質問(FAQ)

Q. 目薬と内服薬は一緒に使ってもいい?

A. はい、役割が異なるので併用できます。目の表面のケアは目薬、ピント調節や全身の疲れは内服、と組み合わせると効果を感じやすくなります。ほかに飲んでいる薬がある場合は、成分の重複がないか薬剤師に確認すると安心です。

Q. ビタミンの内服薬はどのくらいで効く?

A. 疲労回復系のビタミン内服は、数日〜数週間続けて体調の変化をみるのが一般的です。一定期間使っても改善しないときは、目の病気が隠れていることもあるため、眼科で相談してください。

Q. サプリと医薬品の内服薬はどちらがいい?

A. はっきりした疲れ目・肩こりには有効成分が定められた医薬品、予防や毎日のケアには食品のサプリ、という選び方が目安です。症状が強い・続く場合は医薬品や受診を検討しましょう。

まとめ

眼精疲労の内服は、「ビタミンB群の内服薬」「目の疲れ用ビタミン内服薬」「ブルーベリー・ルテインサプリ」の3タイプから、目的に合わせて選ぶのがコツです。肩こりも伴うならビタミンB群の内服薬、ピント調節の疲れには目の疲れ用の内服薬、予防にはサプリメントを選ぶのがおすすめです。目薬とは役割分担で組み合わせると、つらい目の疲れをより効率よくケアできます。ただし、強い痛みや頭痛・吐き気を伴う場合は別の病気のこともあるため、無理せず眼科を受診してください。


この記事を書いた人

メイ(現役薬剤師・調剤歴15年)

製薬会社の研究職から調剤薬局へ転職。岩手で管理薬剤師を経験後、東京でパート薬剤師として3人の子育てをしながら施設在宅メインで働いています。

→ プロフィール詳細・転職体験記はこちら

タイトルとURLをコピーしました