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頭痛はとても身近な症状ですが、「どんな頭痛か」によって使うべき薬は違います。また、市販の頭痛薬を使いすぎることで「薬物乱用頭痛」を引き起こすリスクもあります。
薬剤師歴15年の筆者が、頭痛の種類別の対処法と市販薬の正しい選び方、そして知っておくべき「薬物乱用頭痛」についてわかりやすく解説します。
あなたの頭痛はどのタイプ?
緊張型頭痛(最も多い)
頭全体が締め付けられるような鈍い痛み。長時間のデスクワーク・スマホ使用・ストレス・睡眠不足が主な原因です。
- 頭全体をバンドで締め付けられる感じ
- 吐き気はほとんどない
- 動いても悪化しない
→ ロキソプロフェン・イブプロフェン・アセトアミノフェンが有効
片頭痛
頭の片側(たまに両側)がズキズキ・ドクドクと拍動する痛み。光・音・においに敏感になり、吐き気を伴うことが多いです。
- ズキズキした拍動性の痛み
- 光や音が辛くなる
- 吐き気・嘔吐を伴うことがある
- 歩くなど体を動かすと悪化する
- 4〜72時間続く
→ イブプロフェン・アスピリンが有効。ひどい場合は受診してトリプタン製剤の処方を検討
群発頭痛(比較的まれ)
目の奥をえぐられるような激しい痛みが1〜2時間続く。同じ時間帯に毎日起こる「群発期」があり、男性に多い傾向があります。市販薬ではほぼ対処できないため受診が必要です。
市販頭痛薬の主成分と特徴
| 成分 | 特徴 | 代表製品 |
|---|---|---|
| ロキソプロフェンナトリウム | プロドラッグ型NSAIDs。胃への負担が比較的少ない。強力な消炎鎮痛効果 | ロキソニンS、バファリンプレミアムDX |
| イブプロフェン | NSAIDs。片頭痛にも有効とされる。比較的副作用少ない | イブA錠、ナロンエースT |
| アセトアミノフェン | 解熱鎮痛薬。胃への刺激が少なく、高齢者にも使いやすい | タイレノールA、バファリンルナJ |
| アスピリン(アセチルサリチル酸) | 古典的NSAIDs。胃への負担大きい。片頭痛にも有効 | バファリンA |
代表的な市販頭痛薬を比較
| 製品名 | 主成分 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| ロキソニンS | ロキソプロフェンNa | 強い頭痛、素早く効かせたい人。食後に服用推奨 |
| イブA錠 | イブプロフェン400mg | 片頭痛気味の人。眠気が出にくい |
| バファリンルナJ | アセトアミノフェン | 胃が弱い人、高齢者 |
| ナロンエースT | イブプロフェン+エテンザミド | 鎮痛成分2種で相乗効果を狙いたい人 |
| バファリンプレミアムDX | ロキソプロフェン+無水カフェイン | ロキソプロフェンにカフェインをプラスしたい人 |
絶対に知ってほしい「薬物乱用頭痛」
市販の頭痛薬を月に10〜15日以上、3ヶ月以上使用し続けると、薬が切れたときに頭痛が起きる「薬物乱用頭痛(MOH:Medication Overuse Headache)」を引き起こすことがあります。
薬物乱用頭痛のサイン
- 頭痛薬を飲む頻度が増えている
- 以前は効いていた量で効かなくなってきた
- 朝起きたときから頭痛がある
- 頭痛が毎日続いている
このような状態になっているなら、頭痛専門医や神経内科を受診してください。自己判断で急に薬をやめると反跳性頭痛でより悪化することがあるため、医師の指導のもとで減薬する必要があります。
頭痛薬を飲んではいけないケース
- ロキソプロフェン・イブプロフェン・アスピリン:胃潰瘍・アスピリン喘息・妊娠後期・授乳中は注意
- アスピリン:15歳未満には使わない(ライ症候群のリスク)
- ロキソプロフェン・イブプロフェン:腎機能が低下している方は注意
すぐ受診すべき「危険な頭痛」
- 突然バットで殴られたような激しい頭痛(くも膜下出血の可能性)
- 発熱・首が曲げにくいを伴う頭痛(髄膜炎の可能性)
- 手足の麻痺・言語障害・視野障害を伴う(脳梗塞・脳出血の可能性)
- 頭痛が日を追って悪化している
- 50歳以上で初めて起きる頭痛
これらは「危険な頭痛」のサインです。市販薬で様子を見ず、すぐに救急病院へ行ってください。
まとめ
■ この記事のまとめ
- 緊張型頭痛:ロキソプロフェン・イブプロフェン・アセトアミノフェンのいずれかを選ぶ
- 片頭痛:イブプロフェンが比較的有効。ひどければ受診してトリプタン処方を
- 月10日以上の頭痛薬使用は「薬物乱用頭痛」に注意
- 突発性の激しい頭痛・神経症状を伴う頭痛は緊急受診
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