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「眠れない夜が続いている」「市販の睡眠薬を使ってみたいけど大丈夫?」と思ったことはありませんか?
ドラッグストアで買える睡眠改善薬は手軽に入手できますが、使い方を間違えると翌日まで眠気が残ったり、効果が弱まったりすることもあります。
この記事では、薬剤師が市販の睡眠改善薬の正しい選び方と注意点を解説します。
市販の睡眠改善薬とは
ドラッグストアで買える睡眠改善薬は、正式には「睡眠改善薬」と呼ばれ、処方薬の睡眠薬とは別物です。
| 市販の睡眠改善薬 | 処方の睡眠薬 | |
|---|---|---|
| 有効成分 | ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン薬) | ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系・メラトニン受容体作動薬など |
| 入手方法 | ドラッグストアで購入可能 | 医師の処方箋が必要 |
| 依存性 | 低い(ただし慣れが生じやすい) | 種類による |
| 適した人 | 一時的な不眠(旅行・ストレスなど) | 慢性的な不眠症 |
💊 薬剤師のポイント
市販の睡眠改善薬は「一時的な不眠」のみが対象です。毎晩飲まないと眠れない場合は、医療機関を受診しましょう。
主要な市販睡眠改善薬の比較
ドリエル(エスエス製薬)
日本で最も有名な市販睡眠改善薬。有効成分はジフェンヒドラミン塩酸塩50mg。就寝30分前に1錠服用します。
- 特徴:眠気を誘う抗ヒスタミン作用を利用
- 注意:翌朝に眠気が残ることがある
- 価格:12錠で約1,500円前後
ネオデイ(第一三共ヘルスケア)
ドリエルと同じジフェンヒドラミン配合。価格はやや安め。
グッスミン(エスエス製薬)
ドリエルよりも眠りの質を重視したい方向け。生薬成分を含む。
睡眠改善薬を使う前に確認すること
①使用できない人
⚠️ 以下の方は使用不可
・15歳未満の子ども
・前立腺肥大の方(尿が出にくくなる可能性)
・緑内障の方
・妊婦・授乳中の方
・翌日に車の運転がある方
②飲み合わせに注意
ジフェンヒドラミンはアルコール・風邪薬・抗アレルギー薬との飲み合わせで眠気が増強します。これらを服用中の方は使用を避けてください。
③連用しない
睡眠改善薬は連続使用は2週間までです。それ以上続く不眠は病院を受診しましょう。慣れが生じて効かなくなることもあります。
不眠のタイプ別アドバイス
| 不眠のタイプ | 特徴 | おすすめのアプローチ |
|---|---|---|
| 入眠困難 | なかなか眠れない | 市販睡眠改善薬が有効な場合あり |
| 中途覚醒 | 夜中に何度も目が覚める | 医療機関を受診 |
| 早朝覚醒 | 早朝に目が覚める | 医療機関を受診(うつ病のサインの場合あり) |
| 熟眠困難 | 眠っても疲れが取れない | 睡眠環境の見直し+医療機関へ |
薬に頼らない不眠改善のヒント
- 就寝1時間前はスマホ・PCを避ける
- 寝室の温度・湿度を整える(18〜22℃、50〜60%)
- 就寝前のカフェイン・アルコールを避ける
- 毎日同じ時間に起きる
まとめ
- 市販の睡眠改善薬は一時的な不眠のみに使用
- 有効成分はジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン薬)
- 連続2週間を超えたら医療機関を受診
- 前立腺肥大・緑内障・妊婦・15歳未満は使用不可
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