5月13日『マツコの知らない世界』で、マツコ・デラックスをも魅了した書き心地のよいノートを紹介する津田淳子さん。
雑誌『デザインのひきだし』編集長で、グラフィック社の代表取締役社長を務めています。
社会人になり、学生の頃より紙に書く機会は減りましたが、まだまだノートは重宝しています。
書いてて気持ちのいいノートは、癒されますよね。
あの感覚、パソコンでは味わえません。
今回は、そんな紙へのこだわりが強くて編集長・社長にまでなった津田淳子さんの経歴や家族、紙への愛について調べてみました!
津田淳子のプロフィール
- 名前:津田 淳子 (つだ じゅんこ)
- 出身:神奈川県、1974年生まれ
- 家族:夫、猫
- 趣味:ブローチ収集
津田淳子の経歴
編集プロダクション、出版社を経て、2005年にグラフィック社に入社。
代表取締役社長には2024年6月21日に就任。
2007年”デザインのひきだし”を刊行。現在は編集長を務めている。
独特の感性で、デザインや紙の種類・加工、印刷技術にまつわる様々なテーマを追求し続けています!
好きなことを仕事にして、生き生きと作業されてる姿、素敵ですね。
グラフィック社
デザイン書や美術書、実用書を中心に、さまざまなテーマをユニークな視点でとらえ、ビジュアル性と実用性に重点をおいて書籍を発行している出版社です。
国際出版も積極的に行っています。
設立:1963年4月3日
本社:東京都千代田区九段北1-14-17
デザインのひきだし
グラフィック社が刊行する”紙や印刷加工、印刷技術を深堀りして紹介する専門誌”
毎号、発売後すぐに完売するという業界では大人気の雑誌です。
圧倒的な情報量とサンプル数、展開される特集が毎号あるのが人気の秘訣です。
まさに唯一無二の専門誌なんです。
ひとりで全部作るのは適当ではない。
自分と同じ感性をもつ人に頼むのが一番よいものを作り出す。
肝心の部分は津田淳子さんが担当しますが、仲間と分担できているのでいい本が作れているそうです。
デザインのひきだしは”同人誌”と例えるほど、紙や印刷加工・技術を追求しています。
津田淳子の家族
結婚されていています(夫の名前や職業は非公開となっています)。
旦那さんと食事をするため、19時過ぎには退社し、20時には帰宅!と、ライフワークバランスばっちりです。
もともとダラダラと作業するのが好きではない津田淳子さん。
ご家族がいるので、メリハリつけての作業にさらに磨きがかかります。
また、猫もいます!
猫好きにはたまらない、ぎゅうぎゅうの状態。
津田さん撮影なので、このリラックスした表情!
かわいいですねぇ。
上の画像の2匹は”けやき”と”さくら”
下の子は”サンゴ”
津田淳子の紙への愛
突然ですが、コピー用紙は何からできていると思いますか?
植物でしょ!?という回答が多いでしょうか。
”植物”は、草や花、木などの総称ですよね。
もっと具体的に!ということで、”ユーカリ”や”アカシア”が原料になっていることが多いとのこと。
津田淳子さんは、ただの白いコピー用紙を「ユーカリ紙」、「アカシア紙」と呼んでみると途端に違って見えませんか?と話されています。
確かに、「コピー用紙」って味気なくて、無駄遣いされちゃいそうなイメージです。
さらに、”よく「紙が好き」とか「紙のものが可愛い」と言うとき、コピー用紙みたいな白くてありふれた紙はその範疇外にあるんですよね。”と津田淳子さん。
なので、トークイベントでブックデザイナーの名久井直子さんが、子供の頃サンタさんに”コピー用紙(自由にお絵描きができる紙一包み)”が欲しいとお願いした話を聞いて嬉しかったそうです。
素敵なエピソードですね。
コピー用紙をただの”ただの白い紙”なんで表現して失礼しました。
また、日常で何気なく見る
- 梨やぶどうを包む果実袋
- コロッケを包む耐油紙の袋
- クリーニングタグの紙
- 掃除機の紙パック
- マグロを包む耐水グリーン
- 天ぷらをのせる奉書紙
- 宅急便の緩衝材に使われる更紙
- マーガリンの上にのったパーチメント
- 肉まんの下にはりついている紙
- 札帯の紙
- タバコの口の銀紙
- メモ帳のマーブル巻き
- デパートの包装紙
- 七夕飾りのでんぐり紙
などなど。
「いろいろな紙が日常の中で活躍していると嬉しくなる!」と話す津田淳子さん。
紙への愛は止むことはないようです。
マツコの知らない世界
5月23日 20:55~『マツコの知らない世界 海外で争奪戦!技術凄い日本の紙!高機能ノート5選』に津田淳子さんが出演します。
マツコ・デラックスさんが気に入るノートはあるでしょうか。
津田淳子さんの紙へのこだわり、愛が届くといいなぁと思っています。
まとめ
津田淳子さんは、海外でも人気の高い印刷技術・加工もできちゃうグラフィック社の社長で、即完売が続く『デザインのひきだし』編集長です。
ご家族は旦那さんと猫。
津田淳子さんは、和紙やすでに製本された本などの印刷技術・加工技術、デザインにもちろん興味がありますが、クリーニングタグ、緩衝材など、日常で何気なく使われている紙たちにも思いを馳せています!
津田淳子さんが生み出すデザイン、加工技術が今後も楽しみですね!