10月16日のカンブリア宮殿は『アパレル方式で大進化!「スリーコインズ」の全貌』でした。
出演したのは生活雑貨店「3COINS(スリーコインズ)」を運営するパルの小路 順一(しょうじ じゅんいち)社長です。
100均などの「均一ショップ」は、価格以上のクオリティで物価高の今、さらに人気が出ています。
しかし、店舗当たりの月間売り上げは過去5年間でほぼ横ばい・・・。
海外に製造工場を多く持っているので円安の影響を受け、国内の賃金上昇も経営の逆風になっているそうです。
そんな苦しい状況の「均一ショップ」ですが、3COINSは売り上げを伸ばし、店舗も増やしています!
3COINSを運営するパル、実はアパレルがメインの会社なんです。
50以上の服飾ブランドがあり、アパレルで培われたノウハウを3COINSでも実践しています。
そして、売上高は5年前の2.8倍に。
店舗は47都道府県にあり、その数は直近5年間で約7割も増えています。
物価高、円安の中でも好成績を出し続けるパルの社長・小路 順一とは、いったいどんな方なのでしょうか。
小路 順一さんプロフィール・経歴・ご結婚されているのかなどをまとめましたので、どうぞご覧ください。
小路 順一のプロフィール
- 名前:小路 順一(しょうじ じゅんいち)
- 生年月日:1963年4月4日
- 出身地:奈良県
- 学歴:天理大体育学部卒業
- 資格:中学・高校体育の教員免許
- 肩書き:パルグループ株式会社パル取締役兼専務執行役員営業本部長・取締役
- 趣味:サッカー!?
小路順一氏は現在62歳ですね。
体育学部を卒業ということで、何かスポーツをされていたと思うので調べてみました。

写真は、”西宮シニアフットボールクラブ(関西第1/兵庫県)”の皆さんです。
小路氏は、写真ほぼ中央、背番号4と3の間から顔を出している人だと思うのですが、、、
O-60サッカー大会が5月23日~25日に開催され、小路氏は背番号16・MFとして登録されています。
60歳以上のチームなので、62歳の小路氏は若手ですね。
試合に出場したかまではわからなかったのですが、きっと活躍されたでしょう!
小路 順一の経歴
- 1963年4月 奈良県に生まれる
- 1986年3月 天理大学体育学部卒業
- 1986年4月 パル入社
- 2001年5月 取締役
- 2004年4月 株式会社マグスタイル代表取締役社長
- 2004年4月 株式会社ナイスクラップ取締役
- 2007年3月 パルグループ専務取締役営業本部長
- 2012年4月 株式会社ナイスクラップ代表取締役社長
- 2013年5月 パルグループ取締役兼専務執行役員
- 2016年9月 パルグループ取締役兼専務執行役員
株式会社パル取締役兼専務執行役員営業本部長(現任) - 2020年5月 パルグループ取締役(現任)
小路氏、なんと38歳で取締役になっています!
これが、パルの社風”出る杭を引き上げる”ですね。
小路氏は、社員一人ひとりの「やりたい」という情熱を強く引き出し、それを重んじる情熱的なリーダーのようです。
小路 順一のリーダー像
- 「出る杭を引き上げる」という企業風土を大切にしており、自らもその経験があると語っています。これは、チャレンジ精神と自主的な行動を評価する寛容で育成型の姿勢を示しています。
- 社員には「自分の頭で考え、自分の言葉で伝えること」を習慣づけるよう促し、個の成長を重視しています。
- 完璧な人間はいないという考えを持ち、「長所を伸ばし、それぞれの個を積み重ねていきたい」という信念を持っています。これは、多様性を受け入れ、個々の可能性に目を向ける広い心を示しています。
- 部下の能力を引き出すためには、仕事を任せる側の「心の構え方」が重要だと考えており、目先の売上よりも半年、1年先を見据えた話をすると述べている点から、大局的かつ余裕のある経営観が感じられます。
- 難しい言葉を使わず、ざっくばらんに話す口調で、会社や組織を超えて人同士を引き合わせる役割を果たしているという周囲の評価からは、親しみやすく、フラットなコミュニケーションを重視する社交的な一面も持っていることがわかります。
小路氏が特に印象に残っている”出る杭を引き上げる”エピソードです。
私自身が‟出る杭を引き上げる”ことも何度もありました。その中で特に覚えているのは、ある社員を引き上げたことです。その頃、彼女はまだ学生アルバイトでした。当時、私がブランド長を務め、苦戦していたアクセサリーブランドの再生のため、店舗を巡っていた頃に会った彼女は、勝気で負けず嫌いな人でした。これまでさまざまな社員を見てきた経験から‟彼女ならできる”と確信し、ブランドを立て直す企画を任せるため一時的に本社業務を担当してもらうことに。ブランド再生のためにはアクセサリーだけでなく、バッグの展開が必要と考え、「来週までに10種類の型を考えて」と指示をしたところ、彼女は物怖じせずにやり遂げました。実際にそのバッグは飛躍的に売れてブランドの再生につながったのです。その結果、彼女は社員登用され、店長になり、最終的にはブランド長にまで昇格しました。
アルバイトから社員に登用され、ブランド長にまでなった女性は、小路氏同様、「生意気で、負けず嫌いな面白い人」とのこと。
だからこそ結果が出せる!と自分に似た人に共感できる一方で、
うちに秘めた熱いものをもつ社員のことも、上司が気づき声をかけることが重要と語っています。
声に出さなくともやる気があり、成果を出している人に声をかけると、新しいアイディアを持っていたことがあったそうです。
これをきっかけに新ブランドが生まれることもあるので、情熱のある人に気づき、引き上げることを大事にしています。
小路 順一の家族・結婚はしてる?
小路氏のご家族に関する情報を見つけることができませんでした。
パルに入社して約40年。パル一筋の小路氏は、結婚していないのでしょうか。
結婚して、お子さんがいらっしゃっても、もう巣立っている年齢ですね。
小路氏もO-60のサッカー大会に出場して、楽しんでいます。
プライベートな情報は、分かり次第追記していきます。
スリーコインズ・小路(しょうじ)順一の趣味や経歴・家族・結婚【カンブリア宮殿】まとめ
今回は、10月16日の「カンブリア宮殿」で特集された、生活雑貨店「3COINS(スリーコインズ)」を運営するパルの社長、小路 順一氏のプロフィールと経歴、そしてその魅力的なリーダー像に迫りました。
1963年生まれ、奈良県出身の小路氏は、天理大学体育学部を卒業後、パルに入社して約40年。
「パル一筋」で歩み、38歳の若さで取締役に就任するという異例のスピード出世を果たしています。
これは、パルが大切にする「出る杭を引き上げる」という企業風土を、まさに体現したキャリアと言えるでしょう。
小路氏のリーダーシップは、社員の「やりたい」という情熱と自主性を強く引き出すことにあります。
「自分の頭で考え、自分の言葉で伝えること」を促し、社員一人ひとりの「長所を伸ばす」ことを重視しています。
特に、アルバイトからブランド長へ引き上げたエピソードからは、才能を見抜く確かな眼力と、大胆に仕事を任せる「心の構え方」が、パルの成長を支えてきたことが分かります。
アパレルで培ったノウハウを「3COINS」に展開し、物価高や円安の逆風にも負けず、わずか5年で売上高を2.8倍に、店舗数を約7割も増加させたパル。
その飛躍的な成功の背景には、小路氏の持つ大局的な経営観と、親しみやすく、ざっくばらんなコミュニケーションで組織をまとめる、情熱的なリーダーシップがあると言えるでしょう。
62歳になった今も、O-60サッカー大会に出場するなど、エネルギッシュな一面を持つ小路氏。
今後も、その柔軟な発想と育成型のリーダーシップで、パルをさらなる高みへと導いてくれるに違いありませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。