ジャイアンの声優として知られる木村昴さん。
声優以外にもタレント、ラッパー、俳優、司会者、ナレーターとして活躍しています。
今回はその中でもラッパーとして活動する木村昴さんに注目しました!
プロフィール
- 名前:木村 昴(きむら すばる)、スバル・サミュエル・バーチュ(Subaru Samuel Bartsch)
- 生年月日:1990年6月29日
- 出身:ドイツ
- 趣味・特技:英語、ドイツ語、トロンボーン、剣道、音楽・映画鑑賞、銭湯
- 家族:父(オペラ歌手)、母(バロック音楽のソリスト)、妹(ミュージカル俳優)
ラップ
木村昴さんがラップに興味をもったのは、小学校3年生の時だそうです。
ラップに熱中するまでには、木村昴さんだからこそ、の理由がありました。
1つ目は母親からプレゼントされたCD
木村昴さんはドイツで生まれ、7歳の時に日本に渡ります。
この時木村昴さんは母親から、1997年の世界のヒットソングが集められたCDをプレゼントされました。
CDの中にはEMINEMやBackstreet Boysなどが入っています。
クラシック一家の木村昴さんは、CDを聴いて「ヤベエ!」とショックを受けたそうです。
それからヒップホップにのめり込みます。
お小遣いで買うのはお菓子や漫画ではなく、CDだったそうです。
ジャケ買いしていたものの多くがラップ・ヒップホップ・ファンク・ソウルでした。
2つ目は木村昴さんのルーツ
木村昴さんが生まれた1990年のドイツは、ベルリンの壁が崩壊した数年後で、混沌としていました。
そして、母親は日本人なので、白人社会の中でアジア人としてどう振舞うべきか奮闘していたそうです。
木村昴さんは、父親がドイツ人、母親が日本人です。
ドイツではアジア人と言われ、日本では白人と言われる。
人種問題を生まれながらに考えざるを得ませんでした。
3つ目は家庭の教育方針
テレビも漫画もない家で育った木村昴さん。
アニメもほとんど観たことがなかったそうです。
そんな中、ラップに興味をもった木村昴さんは、図書館でラップが生まれた背景などを調べます。
そして背景に黒人差別があり、差別されている自分たちを解放するために生まれたカルチャーだと知ったのです。
木村昴さんも人種差別にあい、自身のアイデンティティに重なるものがありました。
世界には、こんな人たちもいるんだと、衝撃を受けます。
ラップが一番平和じゃないか!
木村昴さんは、ラップが『貧困を抜け出すために、暴力ではなく、技術で戦っている』と知り、ラップが一番平和!と衝撃を受けます。
この黒人カルチャーの中で一番売れているのがEminemでした。
Eminemは白人です。
このことにも衝撃を受けます!
Eminemは、過酷な幼少期の経験を過激な詩でつづっています。
ラップは攻撃的なイメージがありますが、その訴えている内容の根源は『平和を求めた人たちの声』です。
木村昴さんは、最終的にラップミュージックを通して言えば、その世界は非常に平等だと結論付けました。
ヒプノシスマイク
ももいろクローバーZなどをプロデュースするキングレコードの内部レーベル・EVIL LINE RECORDSが原作を手掛ける漢学CD企画。
男性声優18名がキャラクラーに扮してラップを行うラップソングプロジェクトです!
木村昴さんは、山田一郎役です。
声優一本で努力を続けていた木村昴さんにとって、この役のオファーは奇跡です!
ものすごーーーく、嬉しかったでしょう。
ヒプノシスマイクは2017年に指導し、現在までにライブや映画化もされています!
満天☆青空レストランに出演
2025年4月5日 18:30~
満天☆青空レストラン 埼玉県男気トマト!木村昴も驚く絶品ナポリタン&肉詰め!に出演します。
タレントとしても活躍を広げている木村昴さん。
トマトを食べてのリアクションも楽しみですね。
まとめ
木村昴さんというとジャイアンの声の人!というイメージが一番でした。
でも、今回木村昴さんについて調べて、とてもラップに心酔していることがわかりました。
そして、ラップの背景も。
社会問題を訴えている、貧困から抜け出すための技術とわかりました。
多彩な才能をお持ちの木村昴さん。
これからの活躍も応援しています!