こんにちは。管理人のメイです。
今夜のカンブリア宮殿にヒューリック会長・西浦三郎さんが出演します。
西浦三郎さんはヒューリックが倒産しそうなときに社長となり、見事会社を立て直した人です。
現在のヒューリックは、三井不動産・三菱地所・住友不動産に次いで総合不動産会社では4番目の時価総額!
そして社員の平均年収が2000万円!
ヒューリックを『不動産業界きっての高収益会社』に立て直した西浦三郎さんとは、どんな人物なのか。
プロフィールや経歴を調べました!
西浦三郎のプロフィール・経歴
西浦三郎のプロフィール
- 名前:西浦 三郎(にしうら さぶろう)
- 生年月日:1948年6月10日
- 出身地:東京都
- 学歴:早稲田大学第一政経学部
- 趣味:旅行・将棋
- 家族:父(西浦進、陸軍大学校を首席で卒業、陸軍大佐)、妻
- 著書:『ヒューリック ドリーム/企業の成長と社員のやりがい、トップは会社を変えられる』(日経BP社、2017年)
西浦三郎さんは、今月71歳の誕生日を迎えられました。
定年退職の年齢が年々引き上げられていますが、70歳を超えてもなお、現場の決裁権を握る西浦三郎さん。
見た目は少し怖い感じですが、口調はとても穏やかで丁寧。
とても品格があり、かっこいいです。
また、西浦三郎さんのウィキペディアは誕生日も載っておらず、未完成という感じですが、お父様の西浦進さんについては、1970年(昭和45年)に亡くなられるまでの軍人としての生涯や年譜が詳しく書かれています。
西浦三郎さんが生まれたのは、父・進さんが47歳の時です。遅めに授かったんですね。
戦争の影響もあったのでしょうか。
または兄弟が多かったのでしょうか。
父・進さんが亡くなられた1970年11月(68歳)は、西浦三郎さんが早稲田大学在学中(21歳)で、就職活動をする時期でした。
社会人としての心得は、「人事は大切だ」という言葉しか聞けなかったと西浦三郎さんは話しています。
進路の相談とか、社会人になってからの悩みとか、聞いてほしかったなぁと思っていたのかも。
そんな風に感じられました。
また、西浦三郎さんのお母様の介護を長年妻にやってもらっていたとのこと。
妻には旅行にも行けず苦労させたと話しています。
現在は、労いと感謝の想いでご夫婦で旅行にでかけるそうです。
お子さんがいるのかはわかりませんでしたが、西浦三郎さんはとても家族思いですね。
西浦三郎の経歴
1948年6月東京都に生まれ。
1971年3月早稲田大学第一政経学部卒業
1971年4月株式会社富士銀行(現みずほ銀行)入行
2000年8月株式会社富士銀行常務執行役員 法人グループ長兼法人開発部長
2002年4月株式会社みずほ銀行常務執行役員
2004年4月株式会社みずほ銀行取締役副頭取
2006年3月日本橋興業社長(現ヒューリック)株式会社代表取締役社長
2016年3月ヒューリック株式会社代表取締役会長
2022年5月株式会社リソー教育取締役(非業務執行)
とてもすごい経歴です。
みずほ銀行の副頭取だったときに、倒産寸前のヒューリックへ。
当時のヒューリック(日本橋興業)は、みずほ銀行(旧富士銀行)の店舗ビルを賃貸管理する会社でした。
バブルが崩壊して不動産価値は暴落!
ヒューリックの前身・日本橋興業も財務が悪化しました。
この経営悪化は、不良債権処理で含み損を抱えた物件をみずほ銀行から引き取ったことが原因でもあります。
なので、経営再建にみずほ銀行としても協力しなければいけません。
そこで、当時みずほ銀行の副頭取だった西浦三郎さんに白羽の矢が立ちました!
西浦三郎さんは、小さい会社でもいいから、トップをやってみたいと強く思っていたそうです。
2006年に日本橋興業社長に就任し、2008年には社名をヒューリックに変更。
そして、上場です。
西浦三郎の手腕・『銀座の大家』独自戦略
ヒューリックは「日本橋興業」という名称でしたが、2007年に変更。
日本の人口はこれから先は減る一方です。
なので、住まい(住居)をターゲットにしても需要は増えないと予想します。
マンションはやらない、大型物件はやらない、海外もやならい。
駅近く、そして商業地を狙います。
この人口に合わせた経営で見事に業績を回復させます。
現在、ヒューリックは銀座にビルを37棟保有し、「銀座の大家」の異名を持つ不動産ディベロッパーです!
多くの人が、青系色の「HULIC(ヒューリック)」の文字が入ったロゴ、銀座で見かけたことあるのでは。
ヒューリックのビルは、銀座5丁目のプラダが入る建物や、数寄屋橋交差点近くにある高級飲食店、ホテルが入居する高層ビルなど、37棟も保有しています。
銀座だけで37棟!
当初のヒューリックは2棟しか銀座にビルを持っていなかったので、すごく増えましたね。
西浦三郎さんが社長だった時、物件すべてをご自身で見てから購入していたそうです。
見れば買っていい物件か、そうでないかが即わかると。
目利きもすごい人ですね。
数字は2024年3月のものですが、不動産業界の御三家に続く株価時価総額にまで成長しました。
1位:三井不動産(4兆435億円)
2位:三菱地所(3兆3304億円)
3位:住友不動産(2兆1957億円)
4位:ヒューリック(1兆1626億円)
5位:東急不動産HD(7730億円)
6位:野村不動産HD(7015億円)
7位:東京建物(4538億円)
西浦三郎さんは、「大手と同じことはできないし、マネしてても生き残れない」と独自戦略でここまで会社を大きくしました。
東急不動産や野村不動産の方がネームバリューありますが、株価時価総額はヒューリックの方が上ですね。
そして、会社の好成績は社員にも還元されています。
なんと、ヒューリックの平均年収は2000万円
他にも、
- 社員の配偶者が働きたいと言ったら、グループ内で雇用する
- 社員が亡くなった時の弔慰金は一律1000万円
- 社内出生率2.8超え
出生祝い金:一人目10万円、二人目20万円、3人目以降100万円 - 社内保育所
- 学童保育補助5万円
などなど、福利厚生が手厚い!
少数精鋭のヒューリックは、自分がやらないと事業が進まない!
自ら進んで行動できる人の集まりだそうです。
2000万円ももらったら、もう会社のために働かないわけにはいかないですよね。
西浦三郎がカンブリア宮殿に出演
6月26日 23:06~『カンブリア宮殿【“銀座の大家”が繰り出す「常識外戦略」】』に西浦三郎会長が出演します。
倒産寸前のヒューリックを東証一部上場企業に成長させ、不動産業界の4番手にまでしたその手腕・戦略について語られます。
大手とは違った「差別化戦略」気になる方はぜひ、ご覧ください。
西浦三郎のプロフィール・経歴まとめ
西浦三郎のプロフィール
- 名前:西浦 三郎(にしうら さぶろう)
- 生年月日:1948年6月10日
- 出身地:東京都
- 学歴:早稲田大学第一政経学部
- 趣味:旅行・将棋
- 家族:父(西浦進、陸軍大学校を首席で卒業、陸軍大佐)、妻
- 著書:『ヒューリック ドリーム/企業の成長と社員のやりがい、トップは会社を変えられる』(日経BP社、2017年)
西浦三郎の経歴
1948年6月東京都に生まれ。
1971年3月早稲田大学第一政経学部卒業
1971年4月株式会社富士銀行(現みずほ銀行)入行
2000年8月株式会社富士銀行常務執行役員 法人グループ長兼法人開発部長
2002年4月株式会社みずほ銀行常務執行役員
2004年4月株式会社みずほ銀行取締役副頭取
2006年3月日本橋興業社長(現ヒューリック)株式会社代表取締役社長
2016年3月ヒューリック株式会社代表取締役会長
2022年5月株式会社リソー教育取締役(非業務執行)
現在71歳の西浦三郎さんですが、まだまだ辣腕をふるっていらっしゃいます!
銀座に行ったら、ヒューリックのロゴを探しに空を見上げましょう。