2023年10月7日に始まったハマスによるイスラエル奇襲攻撃。
「勝者なき戦闘」はイランとアメリカも参入し、中東情勢は泥沼化しています。
遠く離れた日本にとって、ウクライナへのロシアの侵攻より興味が薄い戦闘に思えます。
しかし、イランのホルムズ海峡閉鎖も現実味を帯びるようになり、石油を中東に依存にしている日本にとって、エネルギー問題が起きそうです。
- そもそもハマスとは？
- イスラエルが中東に建国された経緯は？
- ハマスがイスラエルを国として認めない理由は？
- なぜパレスチナは天井なき牢獄と言われ、出入りが制限されているの？
パレスチナの一般市民が犠牲となっている惨状が、テレビや新聞で毎日報道されていますが、そもそも戦闘が始まった理由の報道は減っているように思います。
今夜のクローズアップ現代では、西野正巳さんと高橋和夫さんが今後の中東情勢を解説します。
高橋和夫さんは中東情勢の解説でお馴染みですが、西野正巳さんはあまりテレビでお見掛けしませんでした。
そこで今回は、西野正巳さんのプロフィールや経歴を紹介します。
西野正巳のプロフィール・経歴
【防研YouTubeチャンネル動画公開】
— 防衛省防衛研究所 (@Nids1952) February 7, 2025
防衛研究所は昨年12月、『中国安全保障レポート2025―台頭するグローバル・サウスと中国』を刊行しました。第２章第１節「中国の中東関与の変遷」の内容について、西野正巳室長がポイントを解説します。
⇒https://t.co/yIPTt03Htr pic.twitter.com/6iCqTvILt5
西野正巳のプロフィール
- 名前：西野 正巳（にしの まさみ）
- 生年月日：1975年（詳細不明）
- 出身地：富山県
- 学歴：東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野修士課程修了
- 家族：非公表
- 肩書：防衛研究所 理論研究部 政治・法制研究室長 安全保障研究・地域研究
- 専門分野：中東地域研究・イスラーム学
- 著書・論文：『サイイド・クトゥブの社会論』（『日本中東学会年報』17-1号、2002年）、『サイイド・クトゥブの生涯――転機の問題を巡って』（『イスラム世界』58号、2002年）『イスラム世界の人生相談 ニュースの裏側がよくわかる』（2006年太陽出版）
西野正巳さんは今年で50歳ですね。
生年月日の詳細や結婚されているのか否かは、わかりませんでした。
気になる方もいらっしゃると思うので、今後追記していきます。
西野正巳さんの著書『イスラム世界の人生相談 ニュースの裏側がよくわかる』は、
●日本人への布教がうまくいかない理由と解決策
●性転換したいのですがイスラム教では許されますか
●死者の魂、天使、精霊をよびだす罪と罰
●結婚したい女性の父親に高額な持参金を要求されて
●妻が要求を拒むのでセックスで争いが絶えません
●新婚の妻が処女でなかったので離婚できますか
●一夫多妻の夫が守らなければならないイスラム教のルール
●兄と性的関係をもってしまった少女の手紙
●職場で男性上司と二人きりになってもいいのでしょうか
●イスラム教が嘘を認める限定的ケース
など
イスラム教ならではの、ニュースにならないけど切実な悩み・相談が書かれています。
宗教関連の本って小難しそうで敬遠しがちですが、「新聞などの人生相談」は、とても分かりやすく、定評があります。
西野正巳の経歴
1975年富山県生まれ。
1998年東京大学文学部思想文化学科イスラム学専修課程卒業。
2001年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野修士課程修了。
2004年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得。
日本学術振興会特別研究員を経て、
2006年東海大学と法政大学で講師（非常勤）を務める。
2007年防衛研究所入所
2015年ロンドン大学キングスカレッジ修士課程修了。
2020年政策研究大学大学院 連携講師
翻訳家、テレビ局の通訳としても活躍中
1996年から2001年まで、エジプトの首都カイロと東京を数カ月ごとに往復する二重生活を送っていました。
西野正巳がクローズアップ現代に出演
6月24日 19:30～『クローズアップ現代 米イラン攻撃 軍事衝突拡大の危機』に西野正巳さんが出演します。
アメリカがイランを攻撃した6月23日は、「沖縄慰霊の日」でした。
トランプ大統領は「イランの核濃縮能力の破壊と、世界最大のテロ支援国家がもたらす脅威を阻止することが目的だった」と攻撃を正当化してます。
ハマスとイスラエルで始まった戦闘に、イランとアメリカまでもが参戦。
中東情勢は悪化しているように見えます。
「早期解決」のためアメリカが参戦したイラク戦争は8年、米軍のアフガニスタン駐留は20年と、決して短期間では終わりませんでした。
アメリカの世論も中東い関わりたくないという意見が多い様子。
解説は西野正巳さんのほかに高橋和夫さんも。
中東情勢のこれからを解説していきます。
西野正巳のプロフィール・経歴のまとめ
プロフィール
- 名前：西野 正巳（にしの まさみ）
- 生年月日：1975年（詳細不明）
- 出身地：富山県
- 学歴：東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野修士課程修了
- 家族：非公表
- 肩書：防衛研究所 理論研究部 政治・法制研究室長 安全保障研究・地域研究
- 専門分野：中東地域研究・イスラーム学
- 著書・論文：『サイイド・クトゥブの社会論』（『日本中東学会年報』17-1号、2002年）、『サイイド・クトゥブの生涯――転機の問題を巡って』（『イスラム世界』58号、2002年）『イスラム世界の人生相談 ニュースの裏側がよくわかる』（2006年太陽出版）
経歴
1975年富山県生まれ。
1998年東京大学文学部思想文化学科イスラム学専修課程卒業。
2001年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野修士課程修了。
2004年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得。
日本学術振興会特別研究員を経て、
2006年東海大学と法政大学で講師（非常勤）を務める。
2007年防衛研究所入所
2015年ロンドン大学キングスカレッジ修士課程修了。
2020年政策研究大学大学院 連携講師
今後の中東情勢を自分事として注視していきたいですね。
