陶芸家根本典子のプロフィール、笠間焼の魅力と特徴は?ねもと工房【人生の楽園】

こんにちは、管理人のメイです。

今回は陶芸家の根本典子さんを紹介します。

根本典子さんは、現在57歳ですが、陶芸家になったのは39歳でした。

子供のころから身近にあった笠間焼、そして夢だったとう陶芸家

39歳での転身は遅かったとのこと。

そこで、笠間焼の魅力と特徴はなんなのか?ねもと工房はどこにあるのか?根本典子さんのプロフィールとともに紹介します

根本典子のプロフィール

  • 名前:根本 典子(ねもと のりこ)
  • 生年月日:1968年(詳細は非公表)
  • 出身地:茨城県水戸市
  • 笠間焼の師匠:諏訪幸雄さん
  • 資格:笠間焼・伝統工芸士
  • 工房:ねもと工房、茨城県常陸太田市
  • 陶芸家を始めたきっかけ:笠間市に祖父母宅があり、陶芸は身近な存在。自分でも作りたい気持ちがあったが、21歳で結婚し、出産、離婚。シングルマザーとなりハードワークをこなしていた。そんな時に出会った陶器に心奪われ、自分で作ることを決意。知人に笠間焼の先生である諏訪幸雄さんを紹介してもらう。会社も続けていたので休日や仕事後に夜中まで作陶する日々を送っていた。
  • 作品に込める想い:作品を見た時に「ほっこり」するモノ、使いやすいモノを心がけている。
  • 作品作りで嬉しいこと:焼き上がりが思い描いた通りに窯から出てきた時。また、お客様が作品を見て、ニッコリした表情をしてくれた時には、思いが伝わった気がして嬉しい。

根本典子さんはシングルマザーとなり、建築資材会社や飲食店など多い時には3つの仕事を掛け持ちしていたそうです。

がむしゃらに働く根本典子さんを癒したのは陶磁器でした。

ギャラリーや陶器店で陶器を愛でるひと時が、根本典子さんが唯一心穏やかになれたそうです。

高校を卒業して務めた会社は”焼き物メーカー”だったという根本典子さん。

本当に陶器が好きなんですね。

そして、「自分が死ぬ時に後悔しないように!」と根本典子さんは脱サラ

すごい決意です。

根本典子さんが39歳の時に息子さんは18歳。教育費の目途がついていたのかもしれません。

または、数年間仕事と両立して陶芸を続け、息子さんが独立してから脱サラしたのかも。

とにかく、夢を持ち続け叶えた行動力がすごいです。

陶歴

  • 2007年元窯業指導所所長 諏訪幸雄氏に師事
  • 2012,14,17年笠間工芸の丘にて作陶展を開く
  • 2011・13~18年茨城県美術展覧会入選
  • 2018年独立
  • 2020年常陸太田市に移転
  • 2025年笠間焼・伝統工芸士取得

根本典子さんの工房”ねもと工房”は茨城県常陸太田市にあります。

ご自宅と兼用なのか、詳細な住所は公開されていませんでした。

陶芸家になるには窯元に弟子入りするのが一番だそうです。

笠間市にはたくさんの陶芸家がいるので、根本典子さんのように紹介してもらって弟子入りしたり、陶芸教室に通ったりして修業することが多いようですね。

始めは小皿を同じ大きさに何枚も何枚も作る日々だったそう。

仕事が終わってから深夜まで続く作業です。

好きじゃなきゃ続けられないですね。

自分でも作ってみたい!陶芸家になりたい!という熱い想いに加えて、根本典子さんにはセンスもあったと思います。

猫をモチーフにした作品が多く、女性ファンからとても人気があります。

そして、2025年2月に笠間焼・伝統工芸士を取得しました!

この資格は、茨城県には23人、女性では2人目となる難関試験です。

公にも認められ、ますます創作活動に熱が入りますね。

根本典子の作品

こちらの作品は『灯りとり』

根本典子さんの作品は猫をモチーフにしたものが多く、とても温かみがあります。

女性ファンが多く、SNSでは購入した根本典子さんの作品が多く紹介されていますよ。

また笠間市には、根本典子さんの作品であるマグカップやお皿を提供するカフェもあります。

実用品も多く作られているので、お気に入りが見つかるかもしれませんね。

笠間焼の魅力・特徴

笠間焼とは、茨城県笠間市で作られる焼き物。自由な作風が特徴。伝統的な技法や形にとらわれず多様な作品が作れる。

つまり、、、特徴がないのが特徴!

調べて驚いてしまいました。

有田焼はあの乳白色の素地に描かれる絵、模様が特徴ですし、信楽焼はあのざらっとした質感が特徴など、それぞれに特徴がありますよね。

それが、笠間焼にはない!

笠間焼 = 自由焼 とも言われています。

そんな多彩な作風をもつ笠間焼ですが、歴史は古く、江戸時代に誕生したと言われています。

そもそも笠間市は笠間焼の材料となる笠間粘土が笠間市周辺で多く取れることから、縄文時代・弥生時代から焼き物が盛んだったそうです。

日用品として広まり、その後芸術作品に。

1992年には国の指定する伝統工芸品になりました。

現在、300人以上の作家が活躍しているそうです!

また、栃木県の伝統的工芸品の”益子焼”は笠間焼と兄弟関係にある焼き物です。

笠間からたくさんの陶芸家が生まれ、そのうちの一人が益子焼を始めたとされています。

『陶磁器』奥が深いですね。

笠間工芸の丘桧佐陶工房では笠間焼の見学・体験ができます!

ロクロを回したり、手ひねりを体験したりと世界に一つだけ!自分だけ!の陶器が作れます。

絵付けもできるとのことで、ますますセンスが問われますね。

すごく難しそうですが、お子さんの夏休みの自由研究や、大人でも非日常を味えるので楽しめそうです。

根本典子が人生の楽園に出演

7月5日 18:00~『人生の楽園 人生雨のち陶芸日和 〜茨城・常陸太田市』に根本典子さんが出演します。

根本典子さんのパートナー・藤田博美さん(60歳)は動物好きだそうです。

犬1匹、ネコ2匹と烏骨鶏9羽、ウズラ8羽を飼っています!

畑で野菜作りもしているそうです。そして、自宅は築60年の古民家。

”老後”というにはまだまだ若いお2人ですが、好きなことをして、好きな人に囲まれて、田舎でのんびり暮らすって最高ですね。

根本典子のプロフィール、笠間焼の魅力・特徴まとめ

根本典子さんは、茨城県常陸太田市にねもと工房を設ける陶芸家です。

シングルマザーとして20、30代は仕事をがむしゃらに頑張っていました。

そして、39歳で子供のころからの夢だったという陶芸家になり、その後独立も果たしました。

また、難関な笠間焼・伝統工芸士試験も突破し、ますます創作活動に力を入れています。

そんな根本典子さんは、パートナーの藤田博美さんと一緒に古民家での暮らしも満喫しています。

下記サイトで根本典子さんのカップやティーポット、灯りとり、招き猫などを購入できます!

根本典子 – Giftimp

笠間焼は自由焼とも言われ、形や技法に決まりがありません。

特徴がないのが特徴で、そこが笠間焼の魅力です。

日用品から芸術品まで、幅広い作品があり、昔から親しまれています。

茨城県には300人以上の陶芸家がいるとのこと。

若者の新しい発想も受け入れられ、ますます発展しそうですね。

根本典子さんの活躍も応援しています!

タイトルとURLをコピーしました