安宅漁港の直売所はどこ?漁師・中島睦美のプロフィールと未利用魚【人生の楽園】

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2025年8月30日の「人生の楽園」では、石川県小松市にある安宅(あたか)漁港で漁師をしている中島睦美さんが紹介されました。

中島睦美さんは、結婚・離婚そして甲状腺がんという大病を通して、自分が本当に好きなことをしようと、趣味だった釣りを漁師という職業にしてしまいました。

そして直売所を開設し、未利用魚を中心に刺身や総菜、弁当などを販売しています。

直売所が開いているのは毎週土曜日だけ。

毎回長蛇の列ができて、完売終了の直売所なので、営業日を増やせばいいのにと思ったのですが、中島睦美さんは『漁に出たいから(笑)』という理由で毎週土曜日だけの営業を続けています。

そこで今回は、中島睦美さんのプロフィールや直売所の詳細を調べましたので、ぜひご覧ください。

また、直売所では生鮮食品がメインですが、干物など加工食品としても提供するようになりました。

そして、小松市のふるさと納税の返礼品にもなっています!

遠くて行けない!という方も、ぜひお取り寄せしてみてください。

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安宅漁港の直売所

安宅漁港の直売所はどこにある?

地図:

  • 住所:〒923-0004 石川県小松市長崎町戊 安宅漁港
  • TEL: 0761-21-6732
  • 駐車場:あり
  • 営業日:毎週土曜日
  • 営業時間:11:00~14:00

直売所は安宅漁港の敷地内にあります。

安宅漁港は・・・

  • 北陸自動車道小松ICから車で3分!
  • 小松空港から車で6分!!
  • 北陸新幹線小松駅からバスで15分!!!

とてもアクセスしやすい場所なんです。

毎週長蛇列ができるこの直売所は、2024年5月に中島睦美さんが安宅漁港で知り合った漁師の中村一馬さんとともに始めました。

そして店内が手狭となり、2024年11月には増築。

調理場も設けて、総菜も並ぶようになりました。

丁寧な骨抜きや血抜き作業は時間がかかります。

営業の日は、睡眠時間が3時間になってしまうそうです。

それでも中島睦美さんは、”魚を好きな人を増やしたい”と、仲間の漁師とともに頑張っています。

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ぴちぴち市

安宅漁港で4月27日に開かれた”ぴちぴち市”

獲れたて新鮮な鮮魚の販売はもちろん、お総菜にお刺身が販売されていました。

そして、限定350食のカニ汁が大盛況でした。

また浜のぷりんが大人気とか。

ぷりんって、あのぷりんですよね?!漁港でぷりん?気になりますね。

ということで、調べてみると『浜のぷりん』という名前のぷりん屋さんでした。

インスタグラムに様々なプリンが載っていますので、ぜひ漁港の前でも後でも寄ってみましょう。

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ふるさと納税 返礼品

安宅漁港では「あずき貝」として親しまれている「黒バイ貝」がたくさん獲れます。

隠れた名品で、直売所では人気ですが、県外の人にはなじみがありません。

活き黒バイ貝 1Kg 12,000円

一度食べたらハマる味!といわれる、安宅漁港で水揚げされた新鮮で大粒な黒ばい貝です。

  • 泥抜きし、活きたままお届け
  • 煮つけやアヒージョに最適
  • 炊き込みご飯も美味しい
  • お酒のおつまみにも最高

中島睦美さんが、県外の人にもこの美味しさを知ってほしいと思い、始めた返礼品です。

ぜひ、味わってください!

中島睦美のプロフィール

  • 名前:中島 睦美(なかじま むつみ)
  • 生年月日:非公開 2025年8月現在55歳
  • 出身地:高知県
  • 職業:漁師
  • 資格:調理師免許、船舶免許
  • 趣味:釣り
  • 家族:夫(豪さん)
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中島睦美の生い立ち 直売所を作るまで~

高知県で生まれ育った中島睦美さんは、幼いころから釣りに親しんでいました。

地元では、病院食を作る仕事をしていましたが、離婚を機に移住します。

そこが、石川県小松市でした。

海も山もあるけど都会のように騒がしくないところ~として選びました。

釣れる魚も太平洋側と日本海側では違うので、きっと新たな発見もあって楽しかったのかもしれませんね。

そして、豪さんと出会い結婚します。

しかし、48歳の時に甲状腺がんと分かり、全摘出をしました。

手術は成功です。

中島睦美さんはがんを経験し、”本当に好きなことをしたい!”と思い、調理師や塗装業をしていたのですが、辞めて、パートをしながら釣りを楽しむ日々を過ごすことにしました。

そして、安宅漁港で遊漁船の仕事を手伝い始めました。

釣りが趣味の中島睦美さんは、船舶免許も持っています。

なので、漁船の運転もできちゃいます。

毎日たくさんの魚が水揚げされますが、すべて市場に送られるわけではありません。

中島睦美さんは、「スーパーに出回らず、馴染みがないかもしれないけど、美味しくて新鮮な魚を食べてほしい!」と思い、直売所での販売を始めました。

この時、一緒に直売所を立ち上げたのが漁師の中村一馬さん

中島睦美さん、中村一馬さんさん、そして多くの漁師仲間に支えられ、直売所は大盛況です、

魚が敬遠される理由に、生臭いにおいや骨がイヤというのがありますが、この直売所の魚は新鮮で、血抜きもスピーディー。骨もきれいに取り除いています。

また、下処理済みなのもありがたいです。

そして、生や刺身の状態だけではなく、総菜になっているものもあります。

食卓に一品増やしたいときにありがたいですね。

そして、魚料理のレパートリーが少なくて馴染みがなかった人にももってこいです!

現在中島睦美さんは、病気のため船を下りた中村一馬さんの漁船『かずや丸』で漁師として本格的に漁に出ています。

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未利用魚の使い方

未利用魚とは・・・、よく言えば地魚のこと!

  • 未利用魚:利用されない
  • 低利用魚:価値がない or 価値が低い
  • 混獲魚:目的の魚に混じる
  • 雑魚:雑多員獲れる
  • インディーズフィッシュ:メジャーでない

など、いろんな言われ方をしています。

これらの魚は、

  • 漁獲量が多すぎ or 少なすぎ
  • トゲなど、コストに見合わない手間がかかる
  • 知名度やさばく知識がない

などの理由で、ある地域では高級魚として扱われていても、そのほかの地域では知られていない傾向があります。

海洋資源が豊富な安宅漁港にも未利用魚がたくさんいます。

直売所にはスズキ・タイ・フクラギ・アジなどメジャーな魚があるい一方で、

コショウダイ・サゴシ・フグが並びます。

どんな魚かわかりますか?!

馴染みの少ない魚はあぶりやたたきにして販売されているので、そのままより何倍も手に取りやすいですね!

そして、未利用魚にあるフグ

こちらは知名度はありますが、資格保有者でないと調理ができません。

調理師の免許を持っていた中島睦美さんは、フグ調理師免許も取得し、直売所でフグのたたきを販売しています。

他にも、未利用魚の骨を取り除いて干物にしたり、干物の中でも出汁用に加工したり、昆布茶味やしょうゆ味、ワサビ味など、いろんな味付けの干物を作っています。

骨がない干物、魅力的です!!

干物は好きですが、骨を取る作業が少し億劫でした。

子供に取り分けるのはもっと気を使うので、魚は敬遠されがちですが、これはありがたいですね。

加工品も、ふるさと納税の返礼品や通販で取り扱ってくれると、遠方の人も楽しめそうです。

ぜひ、食べてみたいですね。

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安宅漁港の直売所はどこ?漁師・中島睦美のプロフィールと未利用魚【人生の楽園】まとめ

高知県で生まれ育った中島睦美さんは、現在石川県小松市にある安宅漁港で漁師をしています。

未利用魚を使ったお刺身や総菜が人気で、直売所は営業前から大行列ができるほどです。

この直売所は安宅漁港内にあります。

安宅漁港は空港からも、新幹線の駅からも、高速道路のインターチェンジからも近く、便利です!

直売所は毎週土曜日11:00~なので、ぜひ行ってみてください。

また、安宅漁港でよくとれる黒バイ貝はふるさと納税の返礼品になっています。

遠方でなかなか行けない人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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