9月20日の人生の楽園は「思い出の製材所 姉妹の薪窯パン 〜長野・松本市奈川」です。
向井亜紀子さん・圭子さん姉妹が、亡き父が営んでいた製作所でパン屋を開いています。
お店の名前は『製材所のパン屋』。
製作所は廃業して建築用の材木が大量に残りました。
この材木を使って窯でパンを焼きあげています。
製材所のパン屋がある松本市奈川は、スーパーに行くのに車で30分かかる地域なので、地元の人は大喜びです。
薪窯で焼き上げる『製材所のパン屋』行ってみたいです!
そして、このパン屋さんを営む向井亜紀子さん・圭子さんがどんなかたなのか興味があります。
同じように気になったかた、ぜひご覧ください。
『製材所のパン屋』はどこ?
- 店名:製材所のパン屋
- 住所:〒390-1611 長野県松本市奈川3904-1
- 地図:
- 営業日:金・土・日
- 営業時間:9:30~18:00
- 電話番号:090-8942-6022
0263-79-2212(経営母体の向井開発有限会社と番号を共有)
製材所のパン屋の前には湖が広がっています。
反対側には山。とても自然豊かな場所にあります。
熊の目撃情報もあり、本当に山奥なんだなって思いました。
亜紀子さんのお嬢さんが描いた”熊注意”のイラストはとてもかわいいですね。
製材所のパン屋の看板

看板は亜紀子さん・圭子さんのお姉さんがデザインしました。
製材所は次女の亜紀子さんが継いだので、長女は地元を離れ生活しているようです。
でも、妹たちを気にかけていることでしょう。
離れていても看板を見ると一緒に頑張っているかのよですね。
素敵な3姉妹です。
製材所のパン屋がオープンするまで
製材所のパン屋は、もともと亜紀子さん・圭子さんの父(清さん)が製作所を営んでいた場所にあります。
松本市奈川は材木が豊富で、製材所を始めた昭和30年頃は、従業員も多く大変賑わっていました。
しかし、職人の高齢化や外国産の安い木材が利用されるようになり、林業は衰退。
向井家も不動産業へとシフトしていきます。
そして、父・清さんが病気で他界し、2015年に製材所は廃業しました。
不動産業は亜紀子さんの夫が事業継承しています。
土地に残ったたくさんの材木を有効利用するため、亜紀子さんと圭子さんはパン屋を始めることにしました。
両親と暮らしていた家のキッチンを改装し、納戸に手作りの石窯を、玄関を販売スペースに変え、製材所のパン屋ができました。
オープンしたのは2021年。
父・清さんも、材木の有効利用に喜んでくれているかな?!とほほ笑む亜紀子さん・圭子さんの顔がありました。
メニュー
天然酵母を使ったこだわりのパンを作っています!
バターロールやクロワッサンなどの一般的なパンから、ラムレーズン入りや棒パン、チョコや抹茶のクロワッサンと豊富にあります。
オープン1年目の頃から30種類とメニュー多めでしたが、現在は50種類とさらに増やしています!
向井亜紀子・圭子のプロフィール
姉・向井亜紀子
姉の向井亜紀子は57歳です。
結婚していて、夫と娘・息子がいます。
宅建の資格を持ち、夫と不動産業を営んでいます。
パン屋さんを始めよう!といったのは姉の亜紀子さんでした。
息子さんと協力して、手作りの窯も作っちゃう、とても行動力のある人です。
パン屋での役割分担は、この薪窯でパンを焼くことです。
妹・向井圭子
妹の向井圭子さんは55歳です。
調理師免許を持ち、東京のパン屋さんで勤めていたことがあります。
パン屋さんの大変さを痛いほどわかっている圭子さんは、奈川という山奥では無理だろうと思っていたそうです。
でも、姉の亜紀子さんが窯を作り始めたりと、どんどん現実味が増すと体が勝手に動き出していました。
子供のころから病弱で、両親に心配をかけたとInstagramで綴っています。
今は地元産のリンゴや野菜・えごまを使ったパンなど、新しいメニューを開発しています。
そして、仕込み担当とのことで朝は0時起きです。
0時って朝なの?夜なの?
真夜中の0時に起きるって早すぎて早すぎて、夕方には寝ないと体がもちません!
製材所のパン屋はどこ?松本市奈川の向井亜紀子・圭子のプロフィール【人生の楽園】まとめ
長野県松本市奈川にある『製材所のパン屋』を営む向井亜紀子さん・圭子さん。
パン屋さんから見える湖はダムです。
ダムの底に、向井さんたちご家族がもともと住んでいた家があるそうです。
亜紀子さんと圭子さんは幼かったので覚えていないそうですが、緑色の湖面は製材所のパン屋からも見えて、とても美しいです。
父との思い出のつまった製材所で、残された木々を薪として燃やし窯でパンを焼きあげる日々。
スーパーへは車で30分かかるこの土地で、食べ物が得られるのは大変ありがたいことと、ご近所の評判も良好です。
パン屋さんは早朝から仕込みがあり、体力もとても必要です。
無理せず、長く続けてほしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。