こんにちは、管理人のメイです。
物流や市場でよく見かける木製のパレット。
これが家具にアップサイクルされていることをご存じでしょうか。
今夜の『人生の楽園』では、廃材の木製パレットで棚やテーブル、キャンプ用品へとアップサイクルする会社・SIL(Smile Is Life)を運営する宮尾隆弘さんが出演します。
様々な色や木目を掛け合わせてつくられる家具は、見た目にも美しく一点ものです。
そこで今回は、アップサイクルされた家具はどんなものなのか気になり、SIL(Smile Is Life)について調べてみました。
また、経営者の宮尾隆弘さんのプロフィールや、アップサイクル家具を作ることになったきっかけも紹介していますのでご覧ください。
宮尾隆弘のプロフィール
- 名前:宮尾 隆弘(みやお たかひろ)
- 生年月日:非公開(47歳)
- 出身地:和歌山県有田川町
- 家族:妻(陽子、46歳、看護師)、娘
- 経歴:
- 1977年か1978年、和歌山県生まれ。
- 22歳から障害者福祉施設でヘルパーとして働く。
- 26歳で妻・陽子さんと結婚。長女をもうける。
- 36歳で心臓発作をおこし、異型狭心症を患う。
- 無理できない身体・廃材パレット・破棄予定の木工工作機に出会い、棚やテーブルなどの家具を作り始める。
- 2018年、40歳(または41歳)で約18年間続けたヘルパーの仕事を辞め、アップサイクル家具の製造・販売をする『SIL(Smile Is Life)」』を開業しました。
バスケットボールが好きで、体力に自信があった宮尾隆弘さんですが、36歳という若さで心臓病を患います。
異型狭心症とは、心臓の周りに張り付いてる細い血管(冠動脈)がけいれんして細くなることで、心臓の筋肉に十分な血液が届かず、胸が痛くなったり息苦しくなったりとする疾患です。
もともと血管が細くなっている”動脈硬化”とは違い、冠動脈がけいれんして一時的に細くなるのが異型狭心症です。
5年生存率は89~97%と高く、血管が細くならないように、血管を広げる薬を飲み続けるなど、薬物治療ができます。
また、異型狭心症は心身の疲労やストレスがきっかけで起こるので、生活習慣の見直しが大切です。
宮尾隆弘さんは、仕事によるストレスがきっかけで発症しています。
同じように働き続けるのは命の危険があります。
でも、住宅ローンや教育資金、日々の生活費を妻・陽子さんにすべてしょわせたら、今度は陽子さんの心身が心配です。
今後の生活、自身の健康に不安がある中、廃棄される木製パレットの存在を知ります。
使われなくなったパレットは焼却処分になるとのこと。
宮尾隆弘さんは今まで通り働けず、役に立たなくなった自身の姿と破棄されるパレットを重ねたそうです。
そして時期を同じくして、破棄される木工工作機があると知らされ、迷わずもらい受けます。
もともと、木工や機械類に興味があった宮尾隆弘さん。
棚やテーブルを作ってみては、知り合いの大工さんや家具屋さんで相談。
アドバイスをもらって腕を上げていきました。
そして、独学で家具製作を始めて約1年後、起業します!
家族・仲間の応援があったからこそ、今があるという宮尾隆弘さん。
ストレスなく、楽しく仕事をしている姿がとても素敵です。
現在は家具にとどまらず、キャンプ用品も作っています!
プラスチックより重いかもしれませんが、キャンプなど、自然の中で過ごすときは特に、木工品が似合いますよ。
『SIL(Smile Is Life)」』とは?
- 名前:『SIL (Smile Is Life)(シル)』
- 所在地:和歌山県有田郡有田川町水尻567
- 電話:050-5361-3836、090-5361-3836
- Email:sil.palletworks@gmail.com
- 定休日:不定休
- 時間:10:00~18:00
- 注文:電話またはe-mail、ホームページから
- 名前の由来:起業する際、「これからは笑っていたいな」と思って、それをそのまま屋号に。
36歳という若さで心臓病を患い、その原因が仕事のストレスだった宮尾隆弘さん。
心臓発作を起こし、無理ができない身体になりました。
子供も小さく、これからの生活を考えたら不安ばかりだったと思います。
「これからは笑っていたいな」には、宮尾隆弘さんの切実な思いを感じます。
キャンプ用品
宮尾隆弘さんはアップサイクル家具がメインですが、キャンプ用品も作っています。
自然の中に違和感なく溶け込む雑貨に注目です!
人生の楽園に出演
7月26日 18:00~の人生の楽園『廃材に命吹きこむ家具工房 〜和歌山・有田川町』に宮尾隆弘さんが出演します。
宮尾隆弘さんは、廃材のパレットを家具にアップサイクルする仕事をしています。
木の種類も木目もバラバラなパレットを使い、「人もそれぞれ違う」とこのそろってない感じを楽しんでいます。
36歳で患った異型狭心症
山積みにされた廃棄予定のパレット
破棄予定の木工工作機械
宮尾隆弘さんは、様々な要因でアップサイクル家具職人へと転職。
とても楽しそうに仕事をしている姿が印象的です。
『物を大事にする人は、人も大事にできる』
壊れたら捨てて新しいものに買い替える。そういう考え方じゃなくて、メンテナンスして大事に長く使いたい。
宮尾隆弘さんはこの考えを大切にしていてかつ実践しています。
SILの工場は使われなくなった農業倉庫を借りています。
また、使用している木工加工工作機は、実家が建具店を営む後輩が、父親が亡くなったので破棄するとのことで譲り受けてきたものです。
木工製品や革製品が主だったころは、修理して長く使っていましたが、プラスチック製品があふれる現代では、壊れたら捨て、そして新しいものを買うというのが当たり前になっています。
大量生産・大量消費のせいかもしれませんね。
宮尾隆弘さんのように手作りの一点ものとなったら、買う時から吟味して愛着も沸くので大事にメンテナンスもして長く使いそうです。
『人生の楽園』では、宮尾隆弘さんの熱い想いが聞けそうですよ。
ぜひ、ご覧ください!
SIL(シル)とは?パレットアップサイクル・宮尾隆弘のプロフィール【人生の楽園】のまとめ
宮尾隆弘さんのプロフィール
- 名前:宮尾 隆弘(みやお たかひろ)
- 年齢:47歳
- 出身地:和歌山県有田川町
- 家族:妻(陽子、46歳、看護師)、娘
36歳で異型狭心症を患った経験から、家具のアップサイクル業に転職。
現在は家具のほか、雑貨、キャンプ用品も手掛ける。
SIL(シル)とは?
宮尾隆弘さんが運営するアップサイクル家具のお店のことです。
SIL = Smile Is Life
病気を患った経験から、”これからは笑っていたいな”という宮尾隆弘さんの想いが込められています。
気になったかたはHPから購入・注文ができますので、どうぞ。
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