八百鮮・市原敬久社長の経歴とプロフィール、【カンブリア宮殿】

大阪・神戸・名古屋など、関西圏に店舗がある『八百鮮』をご存じでしょうか。

”八百屋”と”生鮮”を合体させた名前で、野菜と果物がメインのお店から発展していきました。

チェーン店はありますが、大型スーパーマーケットとは違い、個々の店舗で代表者が運営を任されています。

仕入れや価格設定も、現場主義です。

そんな変わった経営をするのは、八百鮮社長の市原敬久さんです。

市原敬久さんは、松下幸之助のビジネスの哲学に魅了され、経営の根幹となっているようです。

28歳で大学のゼミ仲間3人で立ち上げた会社は、現在では売り上げ82億円(年間)までに成長!

八百屋の面白さを若者にも広く知れ渡るよう『かっこいい!』青果業界を目指しています。

この方針、面白いですよね。

ホームページも”白黒で筆文字”と、一般出来なスーパーのホームページとは異なります。

こんな変わった経営をする市原敬久さんが、どんな社長なのか気になり調べてみました。

市原敬久社長のプロフィールや経歴、八百鮮の特徴をまとめましたのでどうぞ。

市原敬久のプロフィール・経歴

  • 名前:市原 敬久(いちはら たかひさ)
  • 生年月日:1982年生まれ(詳細は非公開)(2025年8月現在、42歳)
  • 出身地:長野県上田市
  • 学歴:京都産業大学経営学部経営学科卒業
  • 経歴:
    • 1982年長野県に生まれる。
    • が自動車部品工場の社長を務めており、幼いころから起業を決意。
    • 高校は、エリア内でトップの進学校・長野県立関高校に入学。
    • 2001年京都産業大学経営学部に入学。ゼミで松下幸之助の経営哲学『企業は人なり』に出会う。
    • ゼミ仲間に「3年後に社長になる」と宣言し、一緒に起業しようと約束する。
    • 大学卒業後は人材派遣会社に就職。営業職が好きになれない・派遣業が人の役に立っているのか疑問に思い名古屋にあるスーパーマーケット・タチヤ(バローグループのスーパーマーケット部門)に転職。
    • のちの八百鮮専務となるゼミ仲間・岩崎さんも同じスーパーマーケットに転職。2人でビジネスモデルを学び尽くす。
    • 2010年12月1日個人商店・”八百屋マンスーパーマーケット”を創業。
    • 2011年12月1日株式会社八百鮮に改組 代表取締役に市原敬久さんが就任。屋号を「野菜鮮魚専門店 八百鮮」に改定。
    • 大阪に5店舗、名古屋に2店舗、神戸に3店舗と関西方面に進出中!

幼少期から起業したいと思っていた市原敬久さん。

その要因は、生活環境にあります。

市原敬久さんのお父さんは自動車部品工場の経営者でした。

お父さんが、「社長」と呼ばれる姿は市原敬久さんの憧れとなります。

書斎には松下幸之助などの経営者の書籍が並び、考え方や経営哲学を学び魅了されます。

一方で、お父さんの会社がリーマンショックで経営が傾き倒産。
その時に離れていく従業員を目の当たりにします。

金融機関の対応にもショックを受けます。

ものすごく衝撃を受けたそうです。

『企業は人なり』

市原敬久さんは、お金だけのつながりにしたくないと決意します。

また、大学のゼミの山本先生からも多くの影響を受けます。

ヤマト福祉財団の故・小倉昌男氏の本に衝撃を受けたのもその一つです。

この出会いから、福祉と経営の融合や障がい者雇用について考え、NPO法人を立ち上げます。

そして、社会に出てお金や成績のために働くのではなく、社会に貢献しかっこいい大人になりたいと企業を決意します。

市原敬久さんの『社会貢献』や『人の役に立ちたい』という熱い想いと行動力がすごすぎなんです!

八百鮮

50万円を元手に、大学のゼミ仲間・NPO法人で出会った3人で始めた八百屋ベンチャー。

市原敬久さん・岩崎さん・山本陽介さんがいなかったら、私たちが八百鮮に買い物に行くことはなかったんです。

感慨深いですね。

そして、創業から15年後には売上高58億円に到達!

50万円を握りしめて起業した企業が、15年後に売上58億円って、すごい成長っぷりです。

さらに、2030年まで150億円!という中期目標を掲げ、年商300億円を目指しています

壮大なビジョンですが、新店舗が続々と出店している状況ですので、達成できそうですね。

八百屋ベンチャーにドはまりしたという市原敬久さんの熱量がすごいです。

この市原敬久さんの熱量に感化された社員がいるのも八百鮮の魅力です。

野菜も果物も鮮魚も、毎朝市場に買い付けに行ってるそうです。

その日、何が目玉商品になるのか、値段はいくらになるのかは仕入れてみないと分からない。

すべて現場の采配に任せています。

”八百屋を、日本一かっこよく”

このスローガンに集まってきた若者が生き生きと働いているのが印象的です。

自分たちで値段や配置、ポップを考えて販売し、その結果を踏まえて翌日に改善していく。

現場主義なのでPDCAサイクルも高速回転ですね。

営業は18時まで。
市場が休みの日は休み。

というのも、大型スーパーマーケットとの違いです。

働く環境の良さも、社員に選ばれる理由のようです。

市原敬久がカンブリア宮殿に出演

8月7日 23:06~『カンブリア宮殿【青果業界を「かっこよく」大改革!“逆張り社長”の仕事術に迫る】』に八百鮮社長・市原敬久さんが出演します。

八百屋がかっこいい?

青果業界を若者に選ばれる業界にしたいと本気で取り組む八百鮮社長・市原敬久さんの熱い想いが聞けそうです!

起業を目指し、マーケティングを学びたい人はもちろん、八百鮮や社長の市原敬久さんが気になる方はお見逃しなく!

八百鮮・市原敬久社長の経歴とプロフィール、【カンブリア宮殿】 まとめ

市原敬久社長の経歴・プロフィール

  • 名前:市原 敬久(いちはら たかひさ)
  • 生年月日:1982年生まれ(詳細は非公開)(2025年8月現在、42歳)
  • 出身地:長野県上田市
  • 学歴:京都産業大学経営学部経営学科卒業
  • 経歴:
    • 1982年長野県に生まれる。
    • 父が自動車部品工場の社長を務めており、幼いころから起業を決意。
    • 高校は、エリア内でトップの進学校・長野県立関高校に入学。
    • 2001年京都産業大学経営学部に入学。ゼミで松下幸之助の経営哲学『企業は人なり』に出会う。
    • ゼミ仲間に「3年後に社長になる」と宣言し、一緒に起業しようと約束する。
    • 大学卒業後は人材派遣会社に就職。営業職が好きになれない・派遣業が人の役に立っているのか疑問に思い名古屋にあるスーパーマーケット・タチヤ(バローグループのスーパーマーケット部門)に転職。
    • のちの八百鮮専務となるゼミ仲間も同じスーパーマーケットに転職。ビジネスモデルを学び尽くす。
    • 2010年12月1日個人商店・”八百屋マンスーパーマーケット”を創業。
    • 2011年12月1日株式会社八百鮮に改組 代表取締役に市原敬久就任。屋号を「野菜鮮魚専門店 八百鮮」に改定。
    • 大阪に5店舗、名古屋に2店舗、神戸に3店舗と関西方面に進出中!

八百屋って”仕入れて売る”の繰り返し。

昔からある職業ですが、”かっこいい”とは離れた存在だと思っていました。

でも、市原敬久さんの『社会貢献』や『人の役に立ちたい』という想いはとてもかっこいいです。

八百屋はマーケティングの原点というのも納得しました。

いつか私たちの住む街に八百鮮ができるかもしれませんね。

店員さんとの会話を楽しみながら、買い物するのが楽しみです!

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