こんにちは。管理人のメイです。
今夜の新プロジェクトXでは、『ミスターラグビー』と言われた平尾誠二さんについて放送されます。
2016年に病気で亡くなられてからも、ラグビー界に影響を与え続けている人です。
今回は、平尾誠二さんの家族(妻・娘・息子)について調べました。
平尾誠二さんを知っている人も、ご家族や友人については詳しくないという方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ、ご覧ください。
平尾誠二の家族
平尾誠二の妻:平尾恵子
名前:平尾 恵子(ひらお けいこ) 旧姓:沢近 恵子(さわちか けいこ) 生年月日:1962年6月16日 職業:元女優 出身地:兵庫県神戸市 学歴:武庫川女子大学短期大学卒業
平尾恵子さんは現在63歳です。
兄2人、姉1人の4兄弟の末っ子です。
生家の近くに牧場があったそうで、馬術が得意。
平尾恵子さんはお嬢様のようですね。
そして、得意なスポーツが水泳と剣道ということで、活発な方のようです。
平尾誠二さんは野球やラグビーなど球技が得意ですね。
そして、平尾誠二さん(1963年1月21日生まれ)とは同じ学年です。
平尾誠二さんと恵子さんは、1988年に結婚されました。
まだ恵子さんが女優として活動されていた時に出会い、交際が始まったようですが、馴れ初めなどの詳細はわかりませんでした。
ただ、とても堂々とされていて、交際を隠すこともなく、週刊誌によく写真を撮られていたようです。
平尾恵子さんは、夫・平尾誠二さんを『優しく柔らかい人だった』と話されています。
子どもにピアノを習わせるか相談したら、「それは、子どもが望んだの? 夢は、親が見るものじゃなくて、子どもに見させるものだよ」と穏やかに返されたそうです。
ラグビー選手、そして指導者として忙しく働き、帰宅は遅かった平尾誠二さんですが、常に家族を思っていました。
自宅でラグビーの話はほとんどしなかったそうです。
平尾恵子さんは、夫・平尾誠二さんの引退を報道で知ったそうです。
えっ?!先に教えてよ!
と思ってしまいましたが、お2人の信頼関係がしっかりしているから、こういう形でも受け入れられたんですね。
2015年9月12日
平尾誠二さんが末期がんと宣告された日です。
「効果的な薬はなく、手の施しようがない」と言われました。
平尾恵子さんは、全ての色を失い、ひざだけががくがくと震えていたそうです。
平尾誠二さんは、恵子さんの隣で、一瞬驚いたあと、小さく息を吐いてうつむいたそうです。
騒ぐでもなく、嘆くでもなく。
そして、まず仕事の調整にとりかかったそうです。
それから、自分の病状について、友人である山中伸弥教授に連絡したそうです。
家族としては、仕事よりも先に体調を考えてほしいですよね。
効果的な治療薬はないと言われたけど、何かあるはず!と調べたいものです。
平尾誠二さんは肝内胆管がんだったのですが、肝臓・脾臓・リンパ節に転移していました。
また、いつ破裂するかわからない静脈瘤も。
平尾恵子さんは、夫・平尾誠二さんに余命を告げないことにしました。
これはとても辛かったと思います。
また、平尾誠二さんの母・平尾信子さんにも病気のことは伝えていませんでした。
これは平尾誠二さんの希望です。
平尾恵子さんは、気丈に振る舞い、常に夫・平尾誠二さんの意志を尊重していました。
とてもすごいかたですね。
平尾誠二の娘:大塚早紀
名前:大塚 早紀(おおつか さき) 旧姓:平尾 早紀(ひらお さき) 生年月日:1989年頃
大塚早紀さんは、現在35、36歳です。
お子さんはお2人いるようです。
第一子は8歳、第二子は5歳ですが、性別など詳細はわかりませんでした。
大塚早紀さんは、2015年6月にハワイで挙式されています。
この挙式のわずか3か月後、父・平尾誠二さんが吐血し、肝内胆管がんと宣告されます。
大塚早紀さんは、受け入れることができず、涙が溢れ、視界がゆがみ、立っているのがやっとだったそうです。
そうですよね。
まだ平尾誠二さんは53歳。若いです。
まさか!なんで?と動揺するでしょう。
大塚早紀さんは新婚さん。幸せいっぱいの時期に父のがん宣告。
とても悲しかったと思います。
大塚早紀さんの夫は、「ぼくのことは放っておいていい。」と言い、早紀さんが両親のサポートに行ける体制を作ってくれました。
大塚早紀さんは、夫の優しさに感謝し、父の治療の手伝いを始めます。
平尾誠二さんは、2016年の4月に状態が悪化し、緊急入院しました。
医師からは2,3日しかもたない告げられましたが、平尾誠二さんの母・信子さんの呼びかけで奇跡的に意識を取り戻します!
母って特別なんですね!
その翌日から状態は回復し、なんと退院しちゃいます。
奇跡です。
目頭が熱くなります。
平尾誠二さんは退院できましたが、自宅での治療は続きます。
入院していたら医療関係者がしてくれる注射も、自宅では家族がしないといけません。
その役を大塚早紀さんが担うことになりました。
静脈注射で栄養を入れたり、ハスミワクチン・丸山ワクチンの注射や点滴をしたりと、怖いけど”効いていてほしい”一心で続けます。
父・平尾誠二さんは「今日もありがとう。」と言ってくれたそうです。
素人の注射です。痛かったと思いますが、娘のサポートを受けられて幸せだったと思います。
亡くなる2日前には、新しい命を授かったことを父・平尾誠二さんに報告することができました。
「よかったね。」と父・平尾誠二さん。
「男の子と女の子、どっちだと思う?」という大塚早紀さんに対して、
「そんなん、知るか。」と平尾誠二さん。
いつものやりとりだったそうです。
病気と闘う父の姿を間近で見続けた大塚早紀さんは、父・平尾誠二さんへの尊敬の念を大きくします。
子供には「こうあるべきだ」と決めつけ、一方的に押し付けるのではなく、一人の人間として尊重したいと話しています。
父・平尾誠二さんにそう育てられたからです。
とても素敵ですね。
そして、父・平尾誠二さんからは恋愛のアドバイスも。
「相手が何を持っているかは重要じゃない。その人の持っているものが何もなくなった時に、それでも好きでいられるかどうか、それが大切。そういう相手と結婚すべき。」
と言われていたそうです。
そして、最愛の人と結婚します。
新婚にも関わらず、両親のサポートに専念させてくれ、仕事で疲れていても、早紀さんの不安な想いに寄り添ってくれました。
子育てにも積極的でよき父親と大塚早紀は話しています。
「この人と結婚してよかった。」
「心からそう思える人と家庭を築けたことが、父への一番の親孝行だと思っています。」
そう話す大塚早紀さん。素敵すぎます!
大塚早紀さんが子供の頃は、父・平尾誠二さんは、日本選手権やワールドカップに選手として出場。
その後、日本代表の監督を務めていたので、土日も練習や試合で家にいない日々です。
それでも、授業参観に来てくれたり、運動会の予行演習を見に来てくれたりしました。
帰宅すると早紀さんや弟の部屋をのぞきに来てくれる父・平尾誠二さん。
言葉は少なかったかもしれませんが、人として必要なことは教わったと早紀さん。
家族の絆ってすごいですね。
早紀さんは自身のお子さんに、父・平尾誠二さんのことをよく話すそうです。
そうやって、次世代に大切なことって引き継がれるんですね。
本当に素敵な親子です。
平尾誠二の息子:平尾昂大
名前:平尾 昂大(ひらお こうた) 生年月日:1994年頃
平尾昂大さんは、平尾誠二さんが31歳の時に誕生、現在30、31歳ですね。
平尾昂大さんは小学生の頃は野球。中学生の頃はバスケットボールをやっていました。
父・平尾誠二さんとは違うスポーツですね。
平尾誠二のプロフィール・経歴
- 名前:平尾誠二(ひらおせいじ)
- 1963年1月21日~2016年10月20日
- 享年:53歳
- 死因:胆管細胞がん
- 異名:ミスターラグビー
新プロジェクトXに故・平尾誠二さんが出演
6月28日 20:00~『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 ミスターラグビーがつないだ魂のパス』は、故・平尾誠二さんの特集です。
53歳という若さで亡くなられた平尾誠二さん。
ラグビーワールドカップを日本で開催したい!
その思いは2019年の日本開催を実現させました。
平尾誠二さんは、日本でのワールドカップを見る前に先立たれましたが、平尾誠二さんがいなかったら実現しなかった。
日本開催の大成功の裏側を番組で紹介します。
出演者は、
- 同志社大学時代のチームメイトだった土田雅人さん
- 親友の山中伸弥さん
- ラグビー日本代表のヘッドコーチだったジェイミー・ジョセフさん
そして、
- 2019年のワールドカップに出場した田中史朗さん、リーチ・マイケルさん
- 日本ラグビーフットボール協会・国際部長として日本開催に奮闘した徳増浩司さん
~極東のラグビー弱小国で、ワールドカップが開催されるまで~
お見逃しなく!
平尾誠二の家族のまとめ
平尾誠二さんの妻は元女優の平尾恵子さん。
お子さんは2人で娘の大塚早紀さんと息子の平尾昂大さん。
皆さん、平尾誠二さんの闘病を支えた大事な家族です。
亡くなってもなお、好影響を与え続ける平尾誠二さん。
本当に痛いな方ですね。