昔ちょい悪オヤジのジローラモ、現在は米作りに奮闘!観光大使にも【徹子の部屋】

モデルとして雑誌の表紙を飾り、ちょい悪おやじとしてタレント活動をしていたジローラモさん。

来日後に日本語学校に通い、イタリア語の講師としてNHKにも出演されていました。

最近あまりテレビに出てない?

と思ったら、米作りに目覚め、地方の休耕地を切り開いてお米を育てていました!

ちょい悪オヤジと米農家

ちょっとギャップがありますね。

今回は、お米作りに奮闘するジローラモさんについて調べてみました。

パンツェッタ・ジローラモの現在

ちょい悪おやじとしてテレビ出演し、ファッション誌で活躍していたジローラモさんは、現在、タレントを続けながら、妻の実家のある福島県会津美里町で古民家を借りてお米作りをしています!

さらに精力的に活動するジローラモさんは、福島県に留まらず、淡路島などの耕作放棄地を開拓してお米作りをしています。

イベントにも多く出店していて、石川県の道の駅などでご自身の名前がついた有機米”GIRO米”を直接販売することもありました。

ジローラモさんがお米作りを始めたのは、約2年前、62歳の時です。

会社員だったらもうすぐ定年。

でも、農家の世界では60代はまだまだ若者!

ジローラモさんも始めるときに「高齢の人ばかり」と思ったそうです。

デスクワークより体力が必要なのに、農業の方が高齢者率が高いなんて矛盾してますね。

日本の食は、老体に鞭打って頑張る農家の皆さんに支えられています。

こういった現状を知り、ジローラモさんのような行動力のある人が周りを巻き込んで活動してくれるのはありがたいですね。

パンツェッタ・ジローラモの米作り

お米作りを始めたきっかけは、たびたび足を運んでいた妻の実家で見た米農家の現実を知ったことでした。

全国的に、米農家の高齢化は進み、米農家の減少と耕作放棄地は増加しています。

ジローラモさんは、以前からお米作りをしてみたいと思っていたそうです。

そこで、この現状。
「大好きなお米を食べ続けるために、何とかしたい」と立ち上がりました。

イタリア、ナポリ地方出身のジローラモさんの主食はパスタです。

なので、お米好きに違和感を覚えた方もいらっしゃるでしょうか。

イタリアでは地方によって食べるものが違います。

お米を食べる習慣は北イタリアで、昔からお米を作っています。

なので北イタリアでは、リゾットなどのお米料理が食べられていました。

前述したように、ジローラモさんの住んでいたナポリなど、南イタリアはパスタの文化。

ナポリは昔、スペインに支配されていました。

大昔、スペインにアジアからお米が持ち込まれ、それがナポリにも運ばれて食べられたのが始まりです。

当時、お米は高級品で、貴族の間で食べられ、でなかなか庶民は食べられませんでした。

また、パスタより手が込んでる料理なので、ジローラモさんのお母様も、余裕のある日曜日や誕生日などお祝いの時にお米の入った料理を作ったそうです。

それは、リーゾ・アル・フォールノといいます。

リーゾはお米、アル・フォールノはオーブン焼きという意味です。

お米とトマトソースを混ぜた中に、生ハム、ソーセージ、サラミ、ゆでた卵、モッツァレラチーズなど家庭によって材料はまちまち。

その上にパルミジャーノ・レッジャーノ(チーズ)をかけて、オーブンで焼きます。

想像しただけでおいしい!!

聞いているだけで、手間がかかってることもわかります。

リーゾ・アル・フォールノはジローラモさんの大好物!

まさにおふくろの味です。

長くなりましたが、ジローラモさんはこのごちそうが大好きで、お米も大好きなんです。

GIRO米

GIRO米は有機米です。

一般的なお米作りに比べて何倍も手間とコストがかかりますが、こだわっています!

この土地と自然を守り、未来の子供たちにつながお米を作っています。

GIRO米は、農薬も化学肥料もつかわない。からだに優しいお米です。

そして、GIRO米を作ることで耕作放棄地を水田に再生し、地域の若者や企業を巻き込み、観光とも連携させます。

さらに、ミネラルを多く含んだ山の伏流水で育てたGIRO米は粒立ちが良く、炊き立てはもちろん、冷めても甘いそうです。

若者の農業離れや、過疎地の人口減少に歯止めをかける、すごい活動ですね。

自治体も危機感があるので、この活動に積極的です。

空き家を古民家として貸し出し、農泊してもらうことで他地域の若者も農業を気軽に体験できます。

また、農機具を扱う企業を誘致して機械の試運転も行え、まさにWin-Winです。

GIRO米は『福、笑い』として登録、有機JAS認証されています。

ネットでの購入もできます!

パンツェッタ・ジローラモのプロフィール

  • 芸名:パンツェッタ・ジローラモ(姓➜パンツェッタ、名➜ジローラモ)
  • 本名:Girolamo PANZETTA(ジローラモ・パンツェッタ)
  • 生年月日:1962年9月6日
  • 出身:イタリア・カンパニア州ヴィッラノーヴァ・デル・バッティスタ
  • 身長:176cm
  • 来日:1988年
  • ギネス:『連続して最も多くファッション誌の表紙を飾った男性モデル』連続数は150回以上
  • 経歴:16歳まで地元の有名クラブでサッカーを続けるも、ケガによりやむなく断念。
    ナポリ建築大学在学中に亡き父親の後を継ぎ、歴史的建造物の修復に携わる。
    ナポリ建築大学中退後の1988年に来日。(以降、日本在住)
    明治大学卒業後、NHK教育テレビの「イタリア語会話」に出演。
    イタリアを紹介する仕事をしながら、モデルとしても活躍。
    ファッション誌に数多く登場し、「ちょいワルおやじ」の代表として人気に。

徹子の部屋に出演

5月23日 13:00~ 徹子の部屋『〜イタリアで暮らす99歳の母は恋をして「バラ色」に〜』にパンツェッタ・ジローラモさんが出演します。

お米作りのことはもちろん、イタリアで一人暮らしを続けるお母様のお話も聞けるようです。

まとめ

ちょい悪おやじがお米を作ってるなんて、ちょっと驚きですね。

ジローラモさんがお米作りを始めたきっかけは、義父とそのおいっこの米農家が高齢化で継続が難しいから。

大好きなお米作りをしてみたいと思っていたジローラモさんが、地元に恩返しをしたいという想いで始めました。

ジローラモさんがが作るGIRO米は有機米です。

福、笑いというブランドでネット購入もできます。

有機米で、値段が高いですが、食べてみたい方は以下から購入してみてください。

有機米|GIRO米

淡路島のたまねぎも販売されています!

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