がんサバイバーの秋野暢子さんが新たな挑戦をしています。
絵画など、もともと絵を描いていらした秋野暢子さんは、個展を開き作品を紹介されています。
最近になって、スカルプチャーアートを始めたそうです。
耳なじみのない”スカルプチャーアート”がどんなアートなのか気になり調べてみました。
また、秋野暢子さんは、2022年6月にステージ3の食道がんと診断され、約半年間、放射線治療を受けました。
そして、2023年の1月には仕事に復帰しています。
入院中にスキンヘッドにした理由や医師の反応、闘病生活についても調べてみました。
秋野暢子とスカルプチャーアート
スカルプチャーアート、スカルプチャーペインティングとは・・・
ロシア発祥のアートです。
アイスクリームのような柔らかい色のついた練りもの(石膏)とペインティングナイフを使い、お花や葉っぱを描いていきます。
一般社団法人スカルプチャーアート協会という組織もあり、日本にスカルプチャーペインティングを広める活動をしています。
石膏は始め、粘土のように柔らかく、花びらの丸みや反りをペインティングナイフを使って表現できますが、時間が経つとカッチカチです。
スカルプチャーアートは、立体的に仕上げるのでボリュームが出せます。
結婚式のウェルカムボードにすると、華やかでとっても素敵です。
秋野暢子とガラス作品
ガラスの皿や花瓶、グラスなどなど、多くの作品があります。
サインも入っていますが、作品になじんでいて、どこに書いてあるのか分からない!と思うものもありました。
秋野暢子さんの公式ブログにたくさんの作品が紹介されています。
秋野暢子と絵画
ガラス作品より以前から描いている絵画。
色彩豊かで、ビビットカラーの作品が多くあります。
絵画を始めたきっかけは、加山雄三さんの『絵を描け』という一言だったそうです。
50歳の秋野暢子さんが「何か始めたいな」と思っていた時に『自分の好きなように、思うように描けばいい』と言われました。
そして、友人から秋野暢子さんの絵を見ると元気がでる!と言われ、「みなさんい元気を与えられたら」と願いを込め、個展も開くようになったそうです。
秋野暢子さんの絵画作品も公式ブログにたくさん載っています。
このブログで画像を紹介できず、申し訳ありません。
秋野暢子の作品展 ~色彩の希望~
2024年9月に秋野暢子さんは個展を開いています。
場所は、東京・銀座三越でした。
2023年も開催が第1回で、毎年開いていることになります。
そして、2025年の開催予定です。
秋野暢子さん作品展「色彩の希望Ⅲ」
10月10日(金)~19日(日) 三重県伊勢市 おかげ横丁 ART and CULTURE 山徳
10月25日(土)~11月3日(月・祝) 西武渋谷店 A館7階=催事場
今年の作品展には、絵画・ガラス作品に加えて、”スカルプチャーアート”も展示されるでしょう。
どんな作品が並ぶのか楽しみですね。
昨年は100作品を展示。そのうち80点が絵画、20点がガラス作品でした。
展示した作品は全部買ってもらった!とのことです。
そして、売上金の一部はがん研究のために寄付されたそうです。
秋野暢子の闘病
秋野暢子さんは、健康オタクを自称するほど、運動や食事に気を付けていました。
ランニングは日課で、特技は水泳。
フルマラソンや競技に出場していたほどです。
また、睡眠を十分とることの大切さをメディアで語ったこともあります。
そして、毎日飲んでいたお酒も、『明日やめよう』と思い、2020年8月17日からのんでないそうです。
そんな健康優良児の秋野暢子さんが、がんにかかるなんて。
一体何がいけなかったのか・・・。
がんは、”日本人の2人に一人がかかる”と言われるほど、多くの人が罹患する病気です。
そういわれていても、まさか自分が・・・
という思いはありますよね。
しかも秋野さんは、2021年の11月にうけた人間ドッグで結果はパーフェクト!
なのに、翌月には喉のあたりに違和感を覚え、6月には頸部食道がんなど5つもの重複がんと診断されるんです。
声帯近くにあるがんを取るために、手術を選択したら、声を失うかもしれない。
効く人、効かない人がいる放射線治療を選んで、もし効かなかったら?
不安は計り知れないです。
しかも、放射線治療は、手術より5年生存率が5%下がるとも言われました。
そんな説明を受け、考えた末に、秋野暢子さんは、放射線治療が効くことにかけます。
薬が進化していて、吐き気などの副作用で辛い思いをすることはなかったと秋野暢子さんは振り返っています。
でも、放射線治療自体は大変だったようです。
喉のあたりに向かって放射線を当てるので、皮膚が黒く焼けていき、喉は剣山で刺されたように痛く、水を飲むことも容易ではなかったそうです。
それでも、病気に勝つためには幸せホルモンを出さないと!という思いがあり、笑顔で治療を続けます。
言うのは簡単ですが、いざ、自分がその状態になって、できるのか。
競泳の池江里佳子さんもでしたが、気持ちが強いです。
ポジティブなどという言葉では表せないほどの精神力です。
また、この過酷な治療を乗り越えられたのは、普段から鍛えられていた秋野暢子の体力の賜物だったと医師に言われたそうです。
普段から健康を意識して生活していると、このような大変な時に自分を助けてくれるんですね。
そして、2022年1月に芸能界に仕事復帰されます。
2025年現在も再発なく、治療の必要はないそうです。
秋野暢子のスキンヘッド
放射線治療=脱毛の副作用
ドラマやドキュメンタリーで、がんを患って闘病している人は髪が抜けるのでニット帽をかぶっているのを観たことがあります。
このイメージから、秋野暢子さんも放射線治療を始めると髪が抜けると思い、掃除が大変だからと髪を切ったそうです。
しかも、美容院では剃刀が使えないから数ミリ残ってしまい、コンビニで買ったT字の剃刀でキレイなスキンヘッドにしてしまいました。
もう豪快すぎてすごいです。
そしてこれが早とちりなので、さらに驚きです。
”抗がん剤治療”と私たち一般人はひとまとめにしていますが、治療薬はがんの種類によってさまざまで、なんと、秋野暢子さんの治療薬は、毛が抜けないタイプだったんです!
秋野暢子さんは笑い話として語っていますが、すごく後悔したのではないでしょうか。
秋野暢子のプロフィール
- 名前:秋野 暢子(あきの ようこ)
- 生年月日:1957年1月18日
- 身長:168cm
- 職業:俳優、タレント
- 家族:長女(1993年12月生まれ)、夫(田代冬彦)とは1983年に結婚、2001年に離婚
- デビュー:1974年NHK銀河テレビ小説『おおさか・三月・三年』にウェイトレス役
- 趣味:野球観戦(大の広島東洋カープファン、”元祖カープ女子”と呼ばれている)
徹子の部屋に出演
5月19日 13:00~『徹子の部屋』に秋野暢子さんが出演されます。
秋野暢子さんの絵画をはじめ、多くの作品が紹介されるようです。
個展の情報もあるようなので、興味のある方はお見逃しなく!
また、近況として、お孫さんの誕生にまつわる家族の話もあるようです。
まとめ
秋野暢子さんの絵画やガラス作品、スカルプチャーアートの展示会
~色彩の希望Ⅲ~のお知らせ
10月10日(金)~19日(日) 三重県伊勢市 おかげ横丁 ART and CULTURE 山徳
10月25日(土)~11月3日(月・祝) 西武渋谷店 A館7階=催事場
過酷な闘病を乗り越え、さらに周りの人を元気にしたいと精力的にアート活動を続ける秋野暢子さん。
この”誰かのために頑張る姿勢”見習いたいです。
秋野暢子さんの作品が気になる方は、公式ブログをぜひご覧ください!
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秋野暢子オフィシャルブログ「スマイルライフ」Powered by Ameba